ゾウ2頭飼う新キャディとともに 岩井千怜は「大らかな感じで」メジャー挑戦
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 事前(3日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)
先週の「ショップライトLPGA」を4位で終えた岩井千怜は開幕2日前の火曜日にコース入りした。シーズンを通して双子の姉の岩井明愛とともに行動する海外遠征は「月曜は移動日」と決まっている。
初めて回るコースを前にしても、「特に意識していなかったけど、いつも通りのルーティンで」とそのポリシーは変わらない。
先週から新しいキャディとタッグを組んだ。過去にはツアー2勝エンジェル・インのバッグも担いだことのあるマーカス・ザックマン氏だ。現在はオーストリア在住だが、南アフリカ出身でゾウ2頭を飼っており、母国に戻った際に戯れているそう。
「聞きました?サウスアフリカってそういう暮らし…なのかなって。衝撃を受けました」と笑った。「彼のゆったりとした、大らかな感じが良い」と和やかな雰囲気で臨めている様子。
4月メジャー「シェブロン選手権」から5試合中3試合で予選落ち。それでも先週は優勝争いに食い込むなど調子は上向きつつある。スイングのフィーリング自体も変わらず、「ホッとしている、というよりはゼロに戻して気持ちを作ってという感じ」と気持ちを引き締め直した。
開催地リビエラCCは、2年後の2028年「ロサンゼルス五輪」の会場としても選ばれており、8番ホール付近にはオリンピックのシンボルマークが設置されている。まだ遠い先の話ではあるが、「出たいなっていう気持ちはありますね」と限られた選手しか出られない舞台への憧れはある。
「でもまずは目の前の1試合を全力で終わらせて。結果を出せたらいいな」と差し迫る開幕に目線を移した。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)