佐久間朱莉は初めての全米女子オープン「来年の出場権をゲットして帰りたい」
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 事前(3日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)
佐久間朱莉は前週の国内ツアー「リゾートトラストレディス」を終えると深夜便に乗って渡米した。予選2日目まで首位に立ち、16位で終えた同大会の疲労を回復するかのように、機内では「9時間のフライトのうち8時間寝ちゃって」と爆睡したという。
今年の4月「シェブロン選手権」(予選落ち)、昨年の「全英女子オープン」(予選落ち)と他メジャーのプレー経験はあるが、米国が舞台となる世界最高峰のトーナメント「全米女子オープン」に出るのは今回が初めて。開幕3日前の月曜日からレンジ、コースと急ピッチで調整してきた。「意外と体の疲れはない。シェブロンの時より移動が短いのもあるかもしれないけど、意外とリフレッシュして入れている」とハキハキと話す。
全米ゴルフ協会(USGA)主催のトーナメントコースを回り、「すごいグリーンが大きいホールもあれば小さいホールもあって。いろんなところにピンが切られると思うと日によってコースの印象も変わりそう」と戦略性の高いコースを評す。茎の太いキクユ芝も初体験し、「ちょっとグリーンを外しただけの所でもアプローチは難しい。逆芝は超難しくなるので、そこのジャッジはしっかり」とピンを狙うだけでなく、外しどころのマネジメントもより細かい計算が必要となりそうだ。
昨季の日本ツアーで年間女王に輝いた23歳は、ここ最近は「勝ちたい気持ちが強くなってなかなか楽しんでプレーができていなかった」という。主戦場にする国内の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で優勝したが、試合を重ねていくうちに初日の出遅れを気にし出すように。「だんだんと勝ちたいのに上手くいかないってモヤモヤが」と心境を明かした。
「来年の出場権をゲットして帰りたい」とトップ10入りを目標に掲げた。「今年は出られる試合は挑戦したいという思いは強くて、今の自分が持っている力を出し切れたら」。海を渡って挑む世界ランカーとの競り合いに照準を合わせた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)