2026年 JMイーグルLA選手権

池ポチャから“ナイスボギー”締めで望みつなぐ 岩井千怜「あきらめずに優勝目指して」

2026年 JMイーグルLA選手権 3日目 岩井千怜
岩井千怜は今週初のオーバーパー「75」で後退した

◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 3日目(18日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)

我慢を重ねた一日の最後に、やはり大きな試練が訪れた。最終18番、1Wショットを左に曲げた岩井千怜のボールはフェアウェイバンカーのフチ近くのラフに止まった。つま先上がりのライから引っ掛けた2打目が転がってグリーン左の池へ。3mほどのボギーパットをなんとか沈めて傷口を広げなかった。「最後の、入って良かったなって。まだまだ5打差なので、あきらめずに優勝目指して頑張ります」。3オーバー「75」とスコアを落として首位と5打差10位に後退した中で気持ちをつなぐ大事な一打と言えた。

2026年 JMイーグルLA選手権 3日目 岩井千怜
序盤から我慢を重ねた

1打差2位から最終組でタフなラウンドを強いられた。1番(パー5)でチャンスを逃し、2番はフェアウェイからのセカンドで「少し攻めすぎてしまった」と振り返る。左奥に切られたピンへ果敢にアタックしたアイアンショットはラフにこぼれ、ニアサイドからのアプローチを緩んでミス。ボギーが先行した。

2026年 JMイーグルLA選手権 3日目 岩井千怜
最終18番は池につかまりながらナイスボギー

2サムで回るキム・セヨン(韓国)が前半だけで5バーディを量産する横で、7番でもボギーを喫した。トーナメントコースレコードに並ぶ「63」をマークした初日もピンチをしのいだパー5で、前日のホールアウト後にもひとつのポイントとして挙げていたホールでもあった。

5番アイアンの2打目は左カラーに乗ったが、右サイドに切られたピンに対しては傾斜のきつい段を上らなくてはならない状況だった。チッピングではなくパターを握った寄せが戻されてさらに後退。「奥のスロープを使おうか、2ポジションで迷っていたんですけど…。『いや、ゴルフって最後はシンプルな方がいいかな』と思ってシンプルな攻めを選択した。案の定、ミスしちゃいましたね」と素直に明かす。

2026年 JMイーグルLA選手権 3日目 キム・セヨン 岩井千怜
2サム最終組で回ったキム・セヨンとはまだ5打差

後半13番が唯一のバーディ。一日を通してカップをひと筋それるパッティングも多かった。「自分のスイング、気持ちの部分はきょうが一番良かったと思う」状態で今週初めてオーバーパーを打ってしまうのがゴルフの難しさ。それでも、キムが後半に4連続ボギーをたたいたことで再び混戦となった上位戦線には踏みとどまっている。

2026年 JMイーグルLA選手権 3日目 岩井千怜
前年に続いて地元ツインズの応援を力に

ラウンド中、3日目に双子の姉・明愛との同組が実現した前年大会も応援に駆けつけてくれたカリフォルニア州在住の双子姉妹を見つけてテンションが上がった。「大きくなっていて、ビックリしました」。一年前に当地で優勝争いを演じて2位となった姉のように、今度は自分が最後まで食らいつく姿を見せたい。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)

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