2026年 JMイーグルLA選手権

“9割”パーオンも後半だけで19パット 渋野日向子はメジャー連続出場ストップ「メッチャ悔しい」

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 渋野日向子
渋野日向子は次週メジャー「シェブロン選手権」の出場を逃した

◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 2日目(17日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)

カットラインに3打及ばない通算1オーバーで迎えた最終9番(パー3)も、池に近い右サイドのピンに真っすぐアイアンショットを飛ばした。3mのチャンスメークも、バーディパットはひと筋左を抜ける。この日何度も見たシーンのリプレーのように、渋野日向子は悔しさいっぱいで天を仰いだ。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 渋野日向子
再三のチャンスメークも…

初日1オーバー107位と出遅れ、巻き返し必須の2日目は朝イチの10番でバーディを先行した。フェアウェイセンターから左奥ピンを攻め込んだアイアンショットで上1.5mに絡めて幸先よく飛び出したが、そこから続かなかった。3打目のクラブジャッジが丁寧だったパー5の11番、右から大きく傾斜で回した14番と3mほどのチャンスを逃し、前日のようにフォローが吹いていなくても伸ばしたい16番(パー5)で痛恨のボギーをたたいた。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 渋野日向子
ラインの読み違いもあればミスパットもあった

前の組のプレーで時間がかかり、たっぷりと待ったフェアウェイウッドの2打目はグリーン左奥のラフにこぼれた。左足上がりでボールを上げやすいライから、ウェッジのフェースを目いっぱい開いてアドレス。「開いていた分、もうちょっと振らなきゃいけなかったところ。やっぱり寄せにいきたいのか、いろいろ考えてしまった結果、あんまり振れなかった」という3打目をグリーンに乗せられず、4打目も寄せのミスが重なった。それでも17番(パー3)で久々のバーディを奪い、18番もガードバンカーからの寄せワンで切り抜けた。しかし、1番(パー5)も3mが入らない。続く2番の3パットボギーで週末が一気に遠のいた。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 渋野日向子
ロングゲームは昨季からの変化が出ている

前傾の浅い構えから縦の動きへの意識が見て取れるスイングは、昨季からの変化が顕著に出ている。弾道はドローというよりストレートの軌道を描き、嫌っていた左にフックするような球も出ていない。ロングゲームにはまずまずの安定感があり、2日目のパーオン率は88.89%(16/18)を記録した。それだけに合計34パット、後半9ホールだけで19パットを要したパッティングはもちろん、かねての課題であるアプローチを充実させたい。

「メッチャ悔しいですね。でも、受け止めなきゃいけない。数字的にも良くなってきたかなって思うところもあったりしますし、まだまだだなって思うところもある。やっぱり結果が一番なので。そっち(ショートゲーム)にフォーカスできればいいとは思いますけど、なかなかね、ショットもずっといいわけでもないですし、練習していることをしっかり続けることかな」。迷いはないが、取り組むべき課題は少なくないと感じている。

2026年 JMイーグルLA選手権 2日目 渋野日向子
現状と課題を整理して次戦メキシコへ

パープレー「72」にとどまって通算1オーバー。日米4試合連続の予選落ちが濃厚となり、次週のメジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアルパークGC)への滑り込みもかなわない。優勝した2019年「AIG女子オープン(全英女子)」以降、出場しなかった5大メジャーはコロナ禍の2021年「エビアン選手権」だけ。同年の全英女子から21試合続けてきた大舞台への参戦が途切れることとなった。

「(メジャーに出られない悔しさを)つなげていけるように。今のところはちょっと一回沈んでから…」と自嘲気味に話した後で、「しっかりそこに向けて、気持ちも前向きに行きたい」。次戦となる「リビエラマヤオープン」(30日~/メキシコ・マヤコバ エル カマレオンコース)を見据えた。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)

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