2025年 シェブロン選手権

「家族で行きたい」18番の池ダイブ 山下美夢有の練習が長い!

2025年 シェブロン選手権 事前 山下美夢有
昨年に続き2回目の出場となる山下美夢有

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前(22日)◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)

午後5時過ぎ、9ホールのプロアマ戦のプレーを終えた山下美夢有は、自身のマネジャーに声をかけた。「あ、(ドライビング)レンジに行きます」。周囲にいた人々は、息をひそめてビックリ。この日は午前8時過ぎにコースに到着し、早々に練習を始めていたのを知っていたからだ。

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2打差の3位フィニッシュを決めた「JMイーグルLA選手権」最終日の夜に、山下は深夜便に乗ってヒューストンに向かった。身体に疲れが残っていても21日(月)は「ちょっとだけ」練習。そしてこの日は、「きのう休んだ分、きょうは練習したいなと思っていたので」とプロアマ戦スタートの前までに、すでに6時間近くコースにいた。

2025年 シェブロン選手権 事前 山下美夢有
6時間練習の後のプロアマ戦も笑顔で

今週合流したコーチを務める父・勝臣さんとの久々のセッション。テレビ電話を介した日々のオンラインレッスンとは「やっぱり全然違うな」と実感する。「現地だと球筋も見てもらえる。動画だと、どこを向いているのかも分からず、スイングのイメージしか把握できない。きょうは結構、細かく見てもらえた」と納得した表情で話した。

昨年初出場した本大会(17位)は、米ツアー本格参戦のきっかけになった試合のひとつ。「コースのセッティングもすごく難しく、こっちに来たいという思いを持った。今こうして来られていることもすごくうれしい。来たからには、やっぱり(良い)結果を出せるように頑張りたい」

カリフォルニア州のミッションヒルズCCで開催されていた時代から、優勝者は18番グリーン脇の池に飛び込むのが大会の恒例。前コースの通称“ポピーズポンド”とは違い、ザ・クラブatカールトン・ウッズの池は相変わらず濁っている…。

池の中にはヘビもいるという噂もあり、少々気が引けるが、「優勝しか飛び込めないんで。頑張って、ちょっと飛び込みたいと思います。ひとりじゃなく、一緒に…」と、やはりマネジャーをチラ見。「なんならもう家族で行きたいです。プレーに集中して、結果的にそうなれば」と笑って練習場への道を急いだ。(テキサス州ザ・ウッドランズ/桂川洋一)

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