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「しっかり準備してから」吉田優利は米国へ 2024年初戦はロサンゼルス

◇国内男女◇HEIWA×PGM チャリティゴルフ(24日)◇PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)◇男子7116yd、女子6359 yd(パー73)

今季から米女子ツアーを主戦場にする吉田優利は、3月21日(木)開幕の「ファーヒルズ朴セリ選手権」(カリフォルニア州パロスバーデスGC)で初戦を迎える。翌週「フォード選手権」(アリゾナ州セヴィールG&CC)との2連戦でルーキーイヤーを始動させる。

昨年12月の最終予選会(Qシリーズ)を通過して新天地の出場資格をつかんだ。1月の開幕第2戦「LPGAドライブオン選手権」の参戦を見送り、次週の国内ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)等も欠場。「(オフのあいだ)新しいスポンサーさんのあいさつだったり、もろもろ残っているお仕事がありました。しっかり準備してから行きたかったのでスキップさせていただきました」と充電してエネルギーを蓄えている。

「基本は向こう(米国)に専念したい」。24日の1日競技では男子プロの永野竜太郎と組んでペアマッチを戦い、3位タイに入った。「沖縄に来られて楽しかったですし、こんなに風が強い中で、高麗グリーンでやることもあまりないので勉強になりました」。初戦の会場はロサンゼルスエリアの南に位置する。アップダウンの激しさ、グリーンのクセの強さが特徴的だ。

デビュー戦までは3週あまり。「きょうは結構、良いゴルフができたけれど、ラウンドをなかなかしてこなかったので、その分を今から調整して行こうかなと。まだちょっと時間があると感じている。目標に向けて、自分がやるべきことをこなしてから飛びたい」と黙々と調整を重ねていく。(沖縄県恩納村/桂川洋一)

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