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2023年 BMW女子選手権
期間:10/19〜10/22 場所:ソウォンヒルズ

36パットに悔い 古江彩佳は6打差に後退も「まだ近い」

◇米国女子◇BMW女子選手権 2日目(20日)◇ソウォンヒルズ at ソウォンバレーCC (韓国)◇6647yd(パー72)

初日をボギーなしの8バーディ「64」で滑り出した古江彩佳だが、この日はカップに嫌われた。2バーディ、5ボギー「75」で回り、首位とは6打差の通算5アンダー12位に後退。「パッティングが決められなくて。自分で流れを崩していった」と振り返った。

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強風が吹いた中でも、初日から好調のショット力でフェアウェイキープ率は92.86%(13/14)、パーオン率も83.33%(15/18)を記録した一方で、パット数は初日「27」から「36」と苦戦した。序盤の2番で1mのチャンスにつけてバーディを先行させたが、3番で1mのパーパットがカップをなめて入らずボギー。

9番でロングパットをねじ込み獲り返したが、13番では1m近くのパーパットが入らず3パット。上がり2ホールも短いパーパットを決められず、連続ボギーをたたいた。「入れなきゃいけないところで、3パットも2回あった。そこが一番もったいない」と悔しさを口にした。

首位との差は開いたが、残り2日間での6打差を遠いとは感じていない。コンディションによってはビッグスコアが出るコース。「きょうは難しかった分、そこまで上が伸びていないのが自分にとっては良かった。まだ、(トップが)近いなって」と上を目指す気持ちは消えていない。

「諦めず、あと2日ある」。16時半過ぎ、気温が一桁台まで下がるなか、誰もいなくなった練習グリーンでボールを転がし続けた。(韓国坡州市/谷口愛純)

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