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2023年 ポートランドクラシック
期間:08/31〜09/03 場所:コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)

畑岡奈紗が今季初の予選落ち「完璧にはいかない」

◇米国女子◇ポートランドクラシック 2日目(1日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

ツアー6勝、世界ランキングと年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)でともに15位につける畑岡奈紗が通算2アンダー86位で終え、今季初の予選落ちを喫した。週末に進めなかったのは2022年4月「ロッテ選手権」以来。日本ツアー、海外メジャー含めて計34試合にわたって予選通過を続けていたが、カットラインに2打及ばない通算2アンダーでのホールアウトに「完璧にはいかないので。しょうがないですね」と胸の内を整理した。

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初日イーブンパー87位の出遅れで、巻き返しが必須だった2日目。「毎ホール攻めなきゃいけない」という気持ちで臨み、2番(パー3)でバーディを先行。勢いに乗りたいところでいずれもパー5の5番、7番でパーとスコアを伸ばせずに停滞した。この2日間、パー5でバーディを獲ったのは初日の7番ホールだけ。「獲れていないのがちょっと痛かったですね」とスコアを伸ばせなかった要因のひとつにした。

決勝ラウンドに進出するためには最低でも3つ伸ばそうという計算だった。9番で2つ目のバーディを奪い、11番で3アンダーに浮上したが、終盤の16番(パー3)でティショットをグリーン奥のラフに落とし、カップそば1m弱のパーパットが蹴られて痛恨のボギーを喫して「70」にした。

「まさか(カットラインが)4アンダーになるとは思っていなかった。試合に入る前のショットの感覚はそこまで悪くなかったけど、それを試合で出来なかったのは残念」と話す。2日間でフェアウェイを外したのは4ホールのみで、パーオン率も27/36(75%)とスタッツだけを見ると高い数値ではある。「ショートゲームで自分の思ったところに落としても止まってしまったりして。攻め方をもう少し考えなければ」と反省材料を挙げた。

次戦は7日開幕の「クローガー・クイーンシティ選手権」(オハイオ州・ケンウッドCC)になる。昨年初出場して20位で終えた試合で、2度目の出場に向けて「前入りできれば」と仕切り直す。(オレゴン州ポートランド/石井操)

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