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2023年 ポートランドクラシック
期間:08/31〜09/03 場所:コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)

渋野日向子「4日間やるのが大事」日替わりショットでも前向きに

◇米国女子◇ポートランドクラシック 事前(30日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

先週カナダで決勝ラウンドを戦った渋野日向子は、今週も「4日間やることがいまはすごく大事なので、頑張ります」と意気込んだ。月曜(28日)を移動日に充て、開幕2日前の火曜に18ホールをチェック。この日はプロアマ戦でアウト9ホールを回ってショットの感触を確かめ、「まだ日替わりで全然ダメですけど、先週の最終日はすごく良かったショットが多かった」と前向きに臨めそうだ。

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本大会は同コースで開催された2020年、22年と2度出場した。とくに、昨年大会は初日「67」、2日目「71」、3日目「66」で回って最終日は首位と1打差の4位で最終日へ。最後は「76」と悔しい締めくくりだったが、ロースコアを出した記憶も含めて「このホール、ここだなって思い出しながら」と回想した。

スコアを伸ばすためにも、パー5でのプレーがポイントのひとつ。「獲れるところは全部(バーディを)獲らないといけないし、ほかのホールでもセカンドショットで短いクラブを握れるところもある。そういうところで獲り切れるかだと思う」と戦略を練る。10番のパー5では「飛ぶ人は2オン狙えると思う。自分は去年に比べて転がっていないイメージだから、飛んでいない分は3打目勝負になるかな」と予想を立てた。

優勝スコアが19アンダーだった昨年同様、伸ばし合いの展開も期待される。「ビッグスコアはパターが入ればかな。グリーンが先週よりも重たいので、その分傾斜も強く影響でるから難しいとは思うけど、しっかり打ち切って合わせていきたい」と話した。

ポイントランキング(現在71位)で出場可否が決まる10月以降のアジアシリーズに向けても、今大会と次戦「クローガー・クイーンシティ選手権」の2試合は大切になる。「順位を考えないといけない状況ではあるけど、いいゴルフを出来るように徹底して出来れば」とテーマを掲げた。まずは午後0時15分(日本時間1日4時15分)にスタートする初日に備える。(オレゴン州ポートランド/石井操)

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