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2023年 ポートランドクラシック
期間:08/31〜09/03 場所:コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)

日本ツアー1年目よりも「キツい」 米ツアールーキー西村優菜の日常

◇米国女子◇ポートランドクラシック 事前(29日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

予選落ちに終わった先週「CP女子オープン」3日目の土曜日、西村優菜は午前中から長い時間にわたって練習場にいた。ドライビングレンジでのショット練習から始まり、気が済むまで打ちこんだ後はパッティンググリーンに移動。感触を確かめるかのように、ひたすらカップに向かって構え続けた。

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「ショットがあんまり安定していないのがここ最近の課題。練習もして今週は良い感じに調整できているけど、やっぱり試合になると不安が出てきて。予選2日間が難しいなと感じる」。2週前の「ISPS Handa ワールド招待」もカットライン上の52位で辛くも通過。3日目のセカンドカット(35位まで)にかかり、最終ラウンドには進めなかった。

「初日に飛び出したいし、2日目をいい朝で迎えたい。なかなかいいスタートを切れなくてズルズルという感じがあるので、初日の出だし何ホールかを攻略できたら」。今季日本の試合を含めた19試合で、初日を60台で回ったのは1試合のみ。勢いをつけるスタートダッシュを欲した。

毎週のように見知らぬコースが続くことは、ツアールーキーの宿命でもある。日本ツアーでも経験はしているが、「アマチュアの時も出させてもらった試合とかもあるので、こっちの方がキツい感じはある。やっぱり一年目の難しさはあるかな」という違いは大きい。

先週のカナダから日曜(27日)の朝にポートランドへと移動し、月曜(28日)に会場入りした。この日までにアウトコースを2度回り、開幕前日のプロアマ戦でイン9ホールを確認する予定。「日本はまだ3日間大会もあってコースチェックを火曜日からやろうと思ってもできるけど、こっちはほとんどが4日間。月曜から入って少しでもチェックをしないと時間がなかなかない」と話す。

そんなスケジュールの組み立てに苦労する中でも、海外生活を満喫する時間も作っている。「北アイルランド(ISPS Handa ワールド招待)は何もなかったけど、“北アイルランドらしい”ことをしようと思ってホテルの周りを歩いたら、羊とか馬とか牛がいっぱいいて。羊なんてめちゃめちゃ大きいし、100頭くらいいた」と表情を緩めた。

決意を固めて海を渡り、飛び込んだ世界のトップフィールド。限られた時間での気分転換を挟みつつ、日々課題にぶつかりながら、納得のプレーを求めて転戦は続く。(オレゴン州ポートランド/石井操)

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