ニュース

米国女子全米女子オープンの最新ゴルフニュースをお届け

西郷真央「米国への思いがより強く」 リディア・コーを“独占”した18ホール

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目(8日)◇ペブルビーチGL (カリフォルニア州)◇6509yd(パー72)

日米ツアーを通じて4試合ぶりに予選通過を果たしたメジャーの週末で、西郷真央に“ご褒美”が待っていた。2サムプレーで同伴したのは、世界ランキング3位で米ツアー通算19勝のリディア・コー(ニュージーランド)。米ツアー進出を目標にする21歳にとって、収穫の多い18ホールとなったようだ。

<< 下に続く >>

14歳でプロツアーの最年少優勝記録を打ち立てた少女も、いまや26歳の中堅プレーヤー。年齢もキャリアも西郷の先をいく存在ながら、「すごく気さくに話しかけてくれて。コミュニケーションを取ってもらえたのでやりやすかったし、本当に人柄の良い選手だったので、より好きになりました」と話す口元も自然と緩む。

「調子はあまり良さそうではなかったけど、その中で最終的にしっかりまとめてくるところは世界のトッププレーヤーだと感じた。どれだけ調子が悪くなってもある程度、上位にいられるのは、グリーン周りの技術の高さ。見て学ぶことができたと思います」

そんな印象は、この日の自分のプレーと比べることで、なおさら強く実感できる。前半をイーブンパーで折り返したバックナイン。1打目を右ラフに入れた11番では「ラフに食われると思って打ったら奥に行ってしまった」という2打目がグリーン奥のバンカーへ。ボールがアゴの近くに止まる不運もありダブルボギーとすると、「そこから流れが変わってしまった」。1打目をガードバンカーに入れた12番(パー3)、右に曲げた13番と連続ボギー。いずれも約3mのパーパットを外した。

後半に崩れた3ホールが響き、最終的に1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「76」。通算7オーバーの45位に後退した。

プレーには不満を残したが、やはりトップ選手とのラウンドには大きな刺激を受けた様子。「自分自身の経験になるし、アメリカへの思いがより強くなったと思う」。最後の18ホールは納得のプレーで締めくくり、しっかりと自信も植え付けたい。

関連リンク

2023年 全米女子オープン



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!