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マッチプレー強すぎ 古江彩佳は2年でツアーベストの11勝

◇米国女子◇バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー presented by MGM Rewards 最終日(28日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6804yd(パー72)

古江彩佳が昨年7月の「トラストゴルフ スコットランド女子オープン」以来の米女子ツアー通算2勝目、今季初勝利を惜しくも逃した。前年大会に続いて5日目の決勝戦で敗れたが、2年で積み上げたマッチ通算11勝はツアーで最多となった。

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ルーキーイヤーで初出場した昨年も“準優勝”。1組4人による総当たり戦のグループステージを2勝1分で1位突破し、準々決勝のジョディ・ユワート・シャドフ(イングランド)戦は18ホールで決着がつかず、22ホールにわたる激闘に。決勝戦でチ・ウンヒ(韓国)に3&2(2ホール残して3ダウン)で敗れ、当時の米ツアー初勝利にあと一歩に迫った。

今年も唯一の日本勢として出場し、グループステージは3戦全勝で通過した。4日目の決勝トーナメント1回戦、準々決勝はいずれも相手に先行を許してから逆転勝ち。この日は準決勝でレオナ・マグワイア(アイルランド)に1アップと先行した後、7番で2ダウンになってから逆転した。

決勝戦でパジャレー・アナナルカルン(タイ)に敗れ、2大会の通算成績は11勝1分2敗。勝率は実に78.5%に上る。飛距離で劣る相手に対し、安定したショットでコースをステディに攻め、勝負所で光るパッティングでプレッシャーを与え続けるのがスタイル。中継局WOWOWのインタビューでも「ダウンから始まることが多かったが、そこから1アップ、2アップに持っていけるゴルフができたのは良かった」とうなずいた。

古江彩佳のバンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー戦績

GSはグループステージ、決勝Tは決勝トーナメント1回戦、※は逆転勝ち

<2022年>
GS1 △TIED※ ポーリン・ルッサン
GS2 〇3&2 エンジェル・イン
GS3 〇2&1 カルロタ・シガンダ
決勝T 〇2&1 ポーラ・レト
準々決勝 〇22H※ ジョディ・ユワート・シャドフ
準決勝 〇2&1※ リリア・ヴ
決勝 ●3&2※ チ・ウンヒ

<2023年>
GS1 〇4&2※ セリーヌ・ボーグ
GS2 〇4&2 ステーシー・ルイス
GS3 〇3&2 ジェマ・ドライバーグ
決勝T 〇2&1※ マジャ・スターク
準々決勝 〇2&1※ セリーヌ・ブティエ
準決勝 〇2&1 レオナ・マグワイア
決勝 ●3&1 パジャレー・アナナルカルン

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2023年 バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー presented by MGM Rewards



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