2023年メジャー大会の会場はどこ?(海外男子編)
2023年メジャー大会の会場はどこ?(海外女子編)
2023/01/02 12:00
女子メジャーは「エビアン選手権」が昇格した2013年から年間5大会が行われている。2023年は初戦の会場が変更され、「KPMG全米女子プロ」、「全米女子オープン」は男子メジャーでもおなじみのコースで熱戦が行われる。
ザ・クラブatカールストン・ウッズ(テキサス州)
シェブロン選手権(4月20日~)
1972年の第1回「コルゲート・ダイナ・ショア・ウィナーズ・サークル」からカリフォルニア州ミッションヒルズCCで行われてきた伝統のメジャーが舞台を移す。テキサス州ヒューストンの北50kmに位置する2001年開場のゴルフ場。ジャック・ニクラスの設計で作られた新興コースで新しい歴史の1ページが刻まれる。
バルタスロールGC(ニュージャージー州)
KPMG全米女子プロゴルフ選手権(6月22日~)
青木功がジャック・ニクラスとタイトルを争った1980年の「全米オープン」は“バルタスロールの死闘”として語り草に。直近では2016年に「全米プロ」を開催。女子メジャーは1985年「全米女子オープン」以来となる。1885年に開場、1918年に天才設計家と名高いアルバート・ウォーレン・ティリングハーストによって改修された。
ペブルビーチGL(カリフォルニア州)
全米女子オープン(7月6日~)
過去に6回「全米オープン」の会場となった風光明媚な18ホールが初めて女子メジャーをホストする。猛烈な風を受ける7番(パー3)、左ドッグレッグの最終18番(パー5)など太平洋岸には数多くの名物ホールが控える。PGAツアー「AT&Tペブルビーチプロアマ」を毎年2月に開催。
エビアンリゾートGC(フランス)
アムンディ エビアン選手権(7月27日~)
アルプス山脈を望むコースではメジャー昇格前の2009年、11年に宮里藍が優勝した。例年、上位はバーディ合戦を展開。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が優勝した22年は国内ツアーからスポット参戦した西郷真央が2打差の3位でフィニッシュした。
ウォルトンヒース(イングランド)
AIG女子オープン(全英女子/8月10日~)
ロンドン南西のサリーにある1903年オープンの伝統コース。「ライダーカップ」、「全英シニアオープン」、欧州男子ツアー「ブリディッシュマスターズ」などを開催し、女子メジャーを2023年に初めて迎える。リンクスコースとは違い木々が点在するが、フェアウェイの両サイドに伸びる長いラフやブッシュが厄介。