勝みなみが5位で米ツアー出場権獲得 西村優菜は24位でツアーカード獲得も涙
渋野日向子の誘いに応える 勝みなみ「まずは1勝」
◇米国女子◇Qシリーズ(2週目) 最終日(11日)◇ハイランドオークスGC (アラバマ州)◇6685yd(パー72)
勝みなみは、最終日に6バーディを奪取して「66」。通算24アンダーで単独5位に入り「まさかこんなに上位とは思っていなかったので、びっくりしている」と笑顔でツアーメンバー入りを喜んだ。
<< 下に続く >>
1番でバーディを先行、5番で通算20アンダーに乗せた。バンカーにつかまった6番のピンチをパーでしのぐと、前半はさらに2つ伸ばした。「いつも通り」のラウンドを心掛ける一方で、同組の選手を見て「緊張しているんだな」と思う余裕も。「逆に自分をやる気にさせた」と後半も2つ伸ばして、ボギーなしで締めくくった。
「ゴルフは変わらないのに最終日にとらわれて自分のゴルフができないということがあるが、一打一打、いつもやっているようにやるというのが課題だった。そこだけを意識してやった」結果が好スコアを生んだ。
「長いし、体力勝負と感じた。何年か体力トレーニングを積んでやっている結果がきょうのスコアや8日間のゴルフに出たと感じたので自信がつきました」と成果を強調。キャディを務めた母・久美さんに対し「感謝しかないです。重たいバッグを担いで、すごく大変だったと思う。運転も」とねぎらいの言葉を口にした。
トップ5入りで出場優先順位が高く、スケジュールも立てやすくなる。昨年のQシリーズを突破して今季から米ツアーを主戦場とする渋野日向子には「アメリカいいよ。いつか来なよ。いつかっていうか来年、来て」と誘われていた新たな舞台。目標は「どこまでできるか分からないが、今回学んだことなどが少しずつ見えてくると思うので、まずは1勝から弾みをつけたい」と来季を見据えた。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!