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西村優菜は目標届かず号泣「強くなりたい」

◇米国女子◇Qシリーズ(2週目) 最終日(11日)◇ハイランドオークスGC (アラバマ州)◇6685yd(パー72)

西村優菜は22位で迎えた最終日に1バーディ、1ボギーの「72」。通算15アンダーで目標とする上位20人に2打及ばず、24位で終えて「悔しいです」と大粒の涙を流した。

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1番でバーディを先行して幸先良くスタートを切ったが、6番で3パットのボギーを喫した。8番、9番とバーディチャンスにつけるが、決め切れない。「打ちたいパットは打てていたんですけど、入ってくれなくて…」

波に乗れない中、バンカーにつかまった14番をパーとするなどピンチはしのぐものの、チャンスを生かせない。続く15番(パー5)、16番とバーディパットが決まらず、伸ばすしかない終盤の17番(パー3)はボールがグリーンの傾斜ではねてピンにつかない不運も。18番(パー5)は3打目を9Wでグリーンに乗せたが、段の下からのラインが厳しかった。

「流れをつかめずにあっという間に終わってしまったなという感じです」。気丈に取材に応じながらも涙が止まらず、なかなか言葉が出なかった。「すごく緊張感があってタフな戦いだったんですけど、少し自分に期待している部分もあって…。ちょっと残念です」

コースが変わり、距離が長いことは「覚悟」していたが、やはり「厳しいツアーだなと思います」と振り返る。

「この挑戦も、すごく応援してくださった方がたくさんいて、すごくうれしかった。思うような結果ではなかったんですけど、またいいプレーをたくさんお届けできるように頑張りたい」。改めて胸に刻んだのは「強くなりたい」という思いだ。

45位以内に入ってツアー資格を得て、限定的な出場は可能だが、「まだプランは立たない。ここで戦えるのかな」。米国で戦うかどうかは心を落ち着かせてからの判断となる。

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