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2022年 CMEグループ ツアー選手権
期間:11/17〜11/20 場所:ティブロンGC ゴールドコース

アゲンストの強風に苦戦も 古江彩佳は世界1位の優しさとプレーに感激

◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 初日(17日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6556yd(パー72)

古江彩佳は「きょうの風だと(自分の中で)ホントに完璧なプレーをしないと、アンダーでは回れないのかな」と振り返る。出だしからアゲンストの強風が吹きつけるシチュエーションが4番まで続くレイアウト。特に400yd前後のパー4となる2番と3番は、持ち味である精度で勝負する以前にセカンドをグリーンに届かせるのも容易ではなかった。

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ボギーの9番、バーディを逃した17番(パー5)はグリーン周りで寄せ切れなかった。17番は土手に当てて勢いを殺そうとしたアプローチだったが、手前に戻されるのを警戒し、強く入ってオーバー。ユーティリティを使う引き出しも使いづらい“強い”芝のコースで学ぶことがたくさんあるという。「ちょっとしんどかったなって思います」と言いながら、パープレー「72」にまとめるあたりは今季優勝も飾っているツアールーキーの底力だ。

前週に優勝して世界ランキング1位に返り咲いたばかりのネリー・コルダとの2サムも刺激的だった。「(ゴルフが)簡単に見えました。距離も飛ばすし、安定もしているので、バーディチャンスが多かった」。4アンダーで回った世界ナンバーワンのプレーに目を見張りながら、勉強中の英語でコミュニケーションも図った。「すごく優しくて、楽しかった。日本食が大好きって言ってました」と微笑む。

「そんなに悪いプレーはしていない。自分のプレーを信じながら、アンダーを目指して頑張りたい」。35位から浮上を狙う2日目へ力を込めた。(フロリダ州ネープルズ/亀山泰宏)

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