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渦中のミッシェル・ウィ独占インタビュー(第1部)

何かとトラブル続きの17歳について、ミッシェル・ウィとミッシェルのコーチと話したマイク・リッツに伝えてもらった。

マイク・リッツ
「ミッシェルは論議を呼んだ棄権はもう過去のこと、今はゴルフと体調を戻すことだけに集中していると話していました。ミッシェルの両手首は完治しておらず、特に左手首が問題です。」

ミッシェル・ウィ
「左手首はかなり良くなっています。アイシングなどで手当てを行っており、ほとんど痛みを感じずにプレーできますが、ときどき響くことがあります。すぐには完治しない怪我ですが、幸い両手首の骨は元に戻っていますからこれからはリハビリに入ります。クラブを握る力は本来より程遠い状態なので、失った力を取り戻すことが最優先、そう思って頑張ります。」

マイク・リッツ
「では、100%の状態ではないのに、特に難しい『マクドナルドLPGAチャンピオンシップ』に出場を決めたのは、なぜですか?」

ミッシェル・ウィ
「何といっても大好きな全米女子プロですし、いい思い出がたくさんある大会だからです。今年クラフト・ナビスコに出られませんでしたから、手首を骨折してもかまわないから、残りのシーズンのメジャーには絶対出たいと思ったんです。家でテレビ観戦するのはうんざりですからね。」

手首を痛めているミッシェルが今週出場することを疑問に思う人は多く、ミッシェルのコーチ、デビッド・レッドベターも心配している。

マイク・リッツ
「体のどこかに故障があると、それをかばおうとしてスイングに変な癖がついてしまうんじゃないでしょうか?」

デビッド・レッドベター
「それはありますね。何といってもミッシェルの素晴らしいスイングがダメージを受けるようなことだけは、避けなければなりません。今の状態を心配しなければならないというよりも、どうすればプレーできるかが問題になってくると思います。状況に応じた判断をするのは、いつでも難しいものですが、確かに心配されることであるのは間違いありません。ミッシェルはあと2~3週間待った方が良かったのかどうか、議論する価値はあるでしょう。でもミッシェルがファイターであることは間違いなく、先週残念な結果に終わったあと、かなりのプレッシャーがかかっています。今は最高のプレーができるように、祈るだけです。練習ラウンドではかなりいいショットをしていましたから、あとは自信をつけるだけです。ミッシェルの飛距離は20ヤードから30ヤード近く落ちていて、今はごく平凡なプロのような感じですが、そのあたりもミッシェルに影響しているのかもしれません。」 (第2部に続く)

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