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2022年 全米女子オープン
期間:06/02〜06/05 場所:パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)

4日間アンダーパーなし 畑岡奈紗「望んでいた結果とはほど遠い」

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン presented by プロメディカ 最終日(5日)◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638yd(パー71)

出だし1番(パー5)でバーディ発進し、3番(パー3)は50度のウェッジでベタピンのタップインバーディ。快調に最終日を滑り出した畑岡奈紗だったが、「74」でフィニッシュして通算5オーバー28位。4日間で1個のイーグルと15個のバーディを奪いながら、アンダーパーをマークできないまま5度目の全米女子オープンを終えた。「自分の望んでいた結果とはほど遠い成績になってしまって、悔しい気持ちが大きい」と唇をかんだ。

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「ユルユルで持つくらいの気持ち」とグリップを握る力具合を弱め、ショットに関しては4日間で最も感触が良かったという。それでも、4月の優勝後に日本への一時帰国を挟んでから取り組むスイングの課題が解決したわけではない。「調整がうまくいかなくて、実際試合に入ってから、こういう難しいコースで余計に自分のやっているものが分からなくなってしまったところはあると思います」

タフなピン位置に加え、風も吹いた最終日。アンダーパーで回ったのは2人だけだった。10番でダブルボギーを喫しながらパープレーで耐えていたが、前日ダブルボギーの17番で再びダブルボギー。グリーン右から左奥のピンへウェッジを選んだアプローチが、そのまま奥へこぼれた。ニアサイドのピンに向かってパターを使った4打目は傾斜で戻ってきてしまった。「17番の3打目とか、パターを使って寄せた方が良かった。やはりメジャーのセッティングで、拾えるところで拾っていかないと、こういう成績になってしまう」と反省が口をついて出る。

前年大会は笹生優花とのプレーオフに敗れて2位。「去年ああいう負け方をしているので、特に今年は勝ちたい気持ちはあった。悔しさは普段より大きいかもしれないけど、また頑張りたい」。次のターゲットになる23日開幕の「KPMG全米女子プロ」(メリーランド州コングレッショナルCC)までは、このまま休まず連戦を組む。「KPMGまでにちゃんと使えるショットを打てるように」と課題を見据えた。(ノースカロライナ州サザンパインズ/亀山泰宏)

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