濱田茉優、高木優奈らが全米女子切符 アマも2人通過
◇米国女子◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(25日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6533yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手158人
海外女子メジャー「全米女子オープン」(6月2日~/ノースカロライナ州パインニードルズ・ロッジ&GC)の出場権をかけた日本地区最終予選会が36ホールのストロークプレーで行われ、濱田茉優、識西諭里(おにし・ゆり)、高木優奈、早川夏未、アマチュアの伊藤二花(いとう・にか、麗澤高2年)と馬場咲希(日本ウェルネス高2年)の計6人が出場権を獲得した。
競技にはプロ102人、アマチュア56人の計158人が出場。2014年から始まった日本での予選会では最多となる人数が切符を争い、6人が出場したシード選手の一人である濱田が通算9アンダーでトップ通過。プロテスト合格を目指す識西と高木が8アンダーで突破した。
前日24日まで行われた「フジサンケイレディス」で3位に入り、一夜明けて「高校の合宿以来」という一日36ホールを戦い抜いた濱田は、初めての予選会出場でもあった。「いままでは目の前のシード権とか、そっちをメーンでと思っていた。コーチとも、米国へ行ったら“ゴルフ力”みたいなものが上がるんじゃないかという話をしてきました」。プライベートを含めても初めての渡米。「いまの実力でどこまでできるか楽しみ。海外の選手がどういうゴルフをするのか、自分にはどういうものが足りないのか勉強したい」と話した。
5アンダーで並んだ4人がプレーオフを戦い、アマチュアの吉田鈴(千葉黎明高卒)がボギーをたたいて敗退。6人はいずれもメジャー初出場となる。4アンダーで並んだ4人のプレーオフの結果、大林奈央が吉田に次ぐ補欠2番手に入った。
日本勢ではディフェンディングチャンピオンの笹生優花をはじめ、畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、西郷真央、西村優菜、小祝さくら、上田桃子、鈴木愛が別の資格で出場権を獲得。5月16日時点の世界ランキング75位以内の選手にも出場権が与えられる。
<上位成績>
1/-9/濱田茉優
2T/-8/識西諭里、高木優奈
4T/-5/伊藤二花、馬場咲希(いずれもアマ)、早川夏未
------<以上6人が出場権獲得>------
4T/-5/吉田鈴(アマ、プレーオフ敗退)