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2022年 DIOインプラントLAオープン
期間:04/21〜04/24 場所:ウィルシャーCC(カリフォルニア州)

畑岡奈紗の過去5勝をプレーバック

畑岡奈紗が2021年9月「NW アーカンソー選手権」以来となるツアー6勝目を挙げた。日本勢として通算勝利数は岡本綾子(17勝)、宮里藍(9勝)に続く3番手。これまでの優勝を振り返った。

ホールインワン2発

2021年9月「アーカンソー選手権」では首位で出て5バーディ、1ボギーの「67」でプレー。通算16アンダーでツアー5勝目を遂げた。

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右のラフから1m強につけた1番でバーディを先行し、前半に4つ伸ばした。最終組3人の優勝争いとなった後半は足踏みしたものの、1度も追いつかれず1打差で逃げ切った。

「18番のパッティングは3回(2オン3パットのパー)になってしまったが、全部ボールを置くときに手が震えていてどう打ったか覚えていない。今までで一番緊張した最終ホールだった」と振り返った。

同年8月の東京五輪は9位と不完全燃焼だっただけに「長年の目標だった金メダルも達成できなくて本当に悔しかった。でも、ずっと引きずっていてもしょうがない」。初日、2日目にホールインワンを達成するなど気持ちを切り替えて優勝を手繰り寄せた。

信じられない状況

2021年7月「マラソンクラシック」は3サムの最終組でティオフしたが、出だしの1番を終える前の午前9時40分、大雨のため中断に入った。

その後もコースコンディションが改善せず、翌月曜日の天候も崩れる予報のため、午後4時ごろ54ホール短縮競技となることが決定。ツアー4勝目が決まった。

「ウオーミングアップをしているときに『おめでとう』と言われ、冗談かと思った。この状況が信じられない。72ホールできないのは残念だったが、今年優勝できて良かった」と語った。

初めての4日間大会V

2019年3月「キア・クラシック」でツアー3勝目。1打差を追ってスタートし、6バーディ、1ボギーの「67」として通算18アンダーで逆転した。

出だしの1番で首位に並ぶと、3番(パー3)、5番(パー5)といずれも1m以内につけて前半で3つ伸ばした。1打リードの単独首位でターンすると15番のバーディでリードを3打に広げ、ガッツポーズを作った。

勝因について「試合が始まる前はこういう結果は想像できなかったけど、日に日にショットが安定し、パットも決勝ラウンドはすごく良かったので、そこだと思います」と説明した。

米ツアーでは初めて4日間72ホールを戦い抜いて頂点に立った。

故郷へ錦を飾る

2018年11月「TOTOジャパンクラシック」は4打差を追ってスタートし、7バーディ、2ボギーの「67」と伸ばして通算14アンダーで逆転。米ツアー2勝目をホームの日本で遂げて、故郷へ錦を飾った。

首位から出たミンジー・リー(オーストラリア)が前半だけで7オーバーと崩れる中、2番、4番、6番(パー5)とバーディを重ねた。「この展開は想像していなかったです。ミンジーが落としているのを途中で知って、そのスコアよりも上回ればいいと、攻め過ぎずにできた」

最終18番(パー5)もバーディで締め、「最後まで緊張していたけど、勝てて良かった」と笑顔を見せた。「今年アメリカで初優勝して、その後も優勝争いをしたけど勝てなかった。強い気持ちでTOTOを勝ちたいと思っていたので、結果を出せてうれしいです」と話した。

日本勢最年少の19歳162日

米ツアー本格参戦2年目の2018年、6月「アーカンソー選手権」で大会アンダーパー記録を更新する通算21アンダーで米ツアー初優勝を挙げた。19歳162日での初Vは日本勢として最年少。

首位から出ると前半3番(パー3)でチップインバーディを奪うなど、8バーディ、ボギーなしの「63」でプレー。攻めの姿勢を最後まで貫いて、後続に6打差をつける圧勝劇を演じた。

宮里藍が米ツアー最後となる勝利を挙げた大会(2012年)で、初優勝をもぎ取った。「わたしはずっと藍さんを目標にやってきた。バトンを引き継いでいきたい」と胸を張った。あどけなさの残る19歳は「まだまだ、藍さんにはほど遠いですけど」と笑顔を見せた。

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