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フォン・シャンシャン8位 「まだ引退とは言いません」

東京五輪 女子最終日(7日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)

中国のフォン・シャンシャンは通算11アンダー8位で大会を終えた。前回2016年リオ五輪の銅に続く2大会連続のメダルとはならなかった。

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「スタートは良くなかったが、2日目以降はチャンピオンのようなプレーができたと思います。よく持ち直しましたし、後悔はしていません」

初日に2バーディ、5ボギーの「74」と出遅れたが、2日目以降は「64」「68」「67」とメダリストとしての実力を発揮してトップ10に食い込んだ。

「五輪では最高の選手がプレーしているわけですから、メダルを獲得するには4日間良いプレーをしないといけない。トップの彼女らはそれにふさわしいと思います」

最終日に最終18番をパーで締めくくると、同組の26歳マチルダ・カストレン(フィンランド)らと笑顔で記念撮影。「マチルダは次の世代のスターだと思います。今年の大会(6月LPGAメディヒール選手権)で優勝しているし、素晴らしかった」とたたえた。

大会前の公式会見では東京五輪終了後に現役引退を示唆していたが、「分かりませんが、引退とはまだ言いません。でも、今年の後半に3回も(新型コロナウイルス対策の)隔離生活をやりたいと思わないです。だから、来年の米ツアーのアジア開催の日程を見てみたいと思っています」と説明した。

米ツアー10勝で地元の中国・広州市に自身のゴルフアカデミーを設立。中国のゴルフ界を引っ張ってきた32歳にとって、現役ラストマッチはまだ先になりそうだ。

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