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2021年 全米女子オープン
期間:06/03〜06/06 場所:オリンピッククラブ(レイクコース)(カリフォルニア州)

サインをもらったのは3年前 笹生優花はレキシー・トンプソンと最終組

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目(5日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)

単独首位で迎えた3日目、笹生優花は2019年大会覇者のイ・ジョンウン6(韓国)と2サムで最終組を回って、4バーディ、4ボギーの「71」。首位の座はこの日「66」で回ったレキシー・トンプソンに譲ったが、1打差2位で最終日最終組に入った。

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5日ぶりに青空の広がったサンフランシスコ。笹生は「良い日でした」と、憧れの「全米女子オープン」3日目を楽しんでいた。この日、アンダーパーで回ったのはわずかに6人。風が強くなり、硬く乾いたグリーンは、この大舞台にふさわしい難易度を誇っていた。

「パターがなかなか思うようにいかなかった」と振り返るが、切れのあるショットとショートゲームで作ったチャンスを確実にものにして、危なげなくホールをこなしていく。メジャー大会のムービングデーという重圧とは無縁だった。

「緊張は誰にでもあるけど、プレッシャーは違う。プレッシャーは自分がそれを受け入れるかどうかだと思うから、自分はあまり受け入れてない。自分にプレッシャーを掛けるとストレスも溜まるし、ストレスはなるべく避けたいので」

今大会は人数制限されているものの、ギャラリー入場が許可されている。「(有観客は)たぶん、プロになって初めて」という笹生は、サインをねだられることもほぼ初体験。「小さい子たちがいっぱいいて、すごく可愛くて、これからゴルフをやっていくのかなっていう子がいっぱいいる。そういう子たちに楽しくサインをしたいです」と、ギャラリーサービスにも笑顔がこぼれた。

わずか3年前には、観戦に訪れた「ANAインスピレーション」で、プロたちにサインを求めて列を作った。「レキシー(トンプソン)さんにサインをもらいました。まだジュニアだったので、グローブをもらいましたね」と照れ笑いを浮かべたが、明日はそのトンプソンと「全米女子オープン」のタイトルを懸けて対決する。

「自分的には日本で優勝しているからといって、明日いろんなことを考えないとかはないと思う。明日は明日でまた違う経験になると思うから、その経験を全部受け入れて頑張りたい」と、まっさらな気持ちで残り18ホールをプレーする。(カリフォルニア州サンフランシスコ/今岡涼太)

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