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2021年 全米女子オープン
期間:06/03〜06/06 場所:オリンピッククラブ(レイクコース)(カリフォルニア州)

渋野日向子は1打に泣いて予選落ち 畑岡奈紗との差に「ズキズキ来ました」

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 2日目(4日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)

会場に訪れた日本人ギャラリーからの声援に「心強かった」と感謝した渋野日向子。それでも、「めっちゃ楽しかったけど、楽しめなかった」と、多くのチャンスをつくりながらもパットが決まらず、1バーディ、6ボギーの「76」。通算7オーバーとして、カットラインに1打届かず、自身2度目の「全米女子オープン」は週末を前に幕を下ろした。

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スタートホールの9番で、2mにつけたバーディパットはカップ左を抜けていった。「引っ掛けました。打った瞬間から“ダメだ”って」。その後は引っ掛けを嫌がって、右に押し出す悪循環。「ライン読み以前の問題。打った瞬間にもう外れている」と、この日の18ホールで35パットを費やした自分を責めた。

フェアウェイキープ率は全体2位だが、その先がもどかしい。2日間同組で回った畑岡奈紗と比べても、フェアウェイキープ率こそ上回っているものの、「その後にどうやってパーセーブするかとか、ちゃんとバーディチャンスを決めるところ、アプローチやバンカーショット、そういうところですごい差を感じました。ズキズキ来ました(笑)」と打ち明けた。「私も、もっと悩もうと思います」

「ショットが良くなってきているのが分かる2日間だったし、その分、パットでなんぼ損しているの?っていうのが分かっちゃう。やっぱりなにかを変えないといけないなっていうのを感じました」と、ホールアウト後はパッティンググリーンで試行錯誤を繰り返す姿があった。

今オフから大胆なスイング改造に取り組んでいるが、「ショットが良くてもパターが入らないとスコアにならない。パターに関しても、もうちょっとフォーカスしていけたら」と、目指すゴルフの課題は尽きそうにない。

「いやー、練ランしてみたらここで『80』を切れる気がしないって思ったけど、結局このスコア(「73」、「76」)で悔しがっている。すごく欲深いなって思うけど、でもやっぱり4日間戦いたかった!」とうなった渋野。次戦までは3週間、悔しさを成長に昇華させたい。(カリフォルニア州サンフランシスコ/今岡涼太)

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