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2021年 ロッテ選手権
期間:04/14〜04/17 場所:カポレイGC(ハワイ州)

「スイカ、もらった」後退の笹生優花 それでもテンションアップのワケ

◇米国女子◇ロッテ選手権 3日目(16日)◇カポレイGC (ハワイ州)◇6563yd(パー72)

単独首位から4打差3位に後退した笹生優花だったが、声のトーンは上がっていた。「スイカ、もらった。すごい優しかった」。2サムの最終組はリディア・コー(ニュージーランド)とのペアリング。2019年「全米女子オープン」で練習ラウンドを一緒に回ったことを覚えていてくれたことも、19歳の心を動かした。

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「65」でトーナメントリーダーとなった元世界ナンバーワンのプレーを間近で見られたことが大きい。後半14番(パー5)であごの高いバンカーから低く出しつつピンに絡め、15番でも右ラフからの第2打を柔らかくピンそばに止めて、いずれもバーディにつなげたプレー。

「ああいう風に打てる選手だから世界一になってると思う。(そういう意味で)ビックリはしていないです。絶対にどこからでも寄せられる技術は持っている。テレビで見るより、近くで見た方が、どうやって打っているか、どういうマインドセットでそのショットに入っているかを近くで見られたのが良かった。結果とか別にして、すごくいい3日目だった」

この日は5バーディ、4ボギーの「71」。出だし1番(パー5)で3パットボギーをたたくなど4ボギーは前半に集中した。「緊張していないように見えるとよく言われますけど、いつも全然緊張してるので。きょうだけ緊張したってわけじゃないです」と笑い、「結果的にいい方向に行ってなかったけど、そんなに落ち込むようなショットは打ってなかった」と冷静に振り返る。

前日と全く違った風向きにも徐々に対応。後半17番(パー5)では残り約175ydから7Iでのショットをフォローの風に乗せて2オン。イーグルパットはカップの真横で止まったものの、得意のロングゲームで見せ場を作った。笹生がリスペクトを口にしたコーは「ロリー・マキロイによく似たスイングとは聞いていたけど、彼女のゲームには私にはない部分がある。見ていて感動した」と称賛した。

米ツアー初優勝もまだまだ射程圏内の最終日。「自分のゴルフをして、楽しんで、いろいろまた学べるように。一週間がムダにならないようにしたい。結果が出たらすごくうれしいですけど、勉強になったりとか、一日一日楽しいとか、そっちの方が意味があるんじゃないかなと思う」と笹生らしく挑む。(ハワイ州カポレイ/亀山泰宏)

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