ソルハイムカップ・欧州チームは、2008年の大会でカップ奪回を狙うことになりますが、女子欧州PGAツアーは、アリソン・ニコラスを次のキャプテンに選びました。ニコラスは第1回の「ソルハイムカップ」から6回連続出場を果たした他、副キャプテンを2度務めています。世界中で18勝を上げた後、3年前に引退したニコラスにとって最も大きな勝利は、97年の「全米女子オープン」で、ナンシー・ロペスを抑えてのメジャー初制覇でした。キャプテンに決まった喜びをニコラスはインタビューで次のように話しています。

アリソン・ニコラス
「ソルハイムカップは、誰もが参加したいと思っている特別なトーナメントです。今から、2009年が待ちきれません。米国チームは、おそらく若手の強豪が多い編成となり、カップを維持しようと必死なはずですから、苦しい戦いになると思いますが、私自身選手として戦った経験や、アシスタントキャプテンとしての体験がきっと役に立つはずです。裏方として色々見て学んだことなど、すべての経験を生かすつもりです。チームに何より必要なのは、情熱と闘志です。素晴らしいメンバーに恵まれたチームとして、楽しみながら米国チームとの戦いに臨みたいと思っています。」

アリソン・ニコラスはソルハイムカップに6回出場し、通算成績は7勝8敗3引き分け。オルタネート・ショットでは、親友のローラ・デービースと組んで4勝2敗を誇り、2人は第1回の大会で、ナンシー・ロペス、パット・ブラッドリー組を破って、大会史上最初のポイントを獲得しました。