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メジャー4勝 “ママさんプロ”の先駆者が殿堂入り

米フロリダ州に拠点を置く世界ゴルフ殿堂は22日、女子メジャー通算4勝(ツアー11勝)のスージー・バーニング(旧姓マクスウェル)の2021年殿堂入りを発表した。78歳。同年度の受賞者はタイガー・ウッズマリオン・ホリンズ、PGAツアー前コミッショナーのティム・フィンチェム氏に次ぐ4人目。

女子ゴルファーとして初めてオクラホマシティ大に奨学生として入学し、男子チームでプレーした。1964年にプロ転向し、米女子ツアーの新人王を獲得。「全米女子オープン」で3勝を飾り、うち2勝は1970年の長女出産後に挙げたことから家族生活との両立への評価も高い。96年に第一線を退いてからはティーチングプロとしても活躍した。

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17日に85歳で死去したミッキー・ライトらの仲間入りを果たし、「彼女たちと肩を並べることなんて考えたこともなかった。同じ家族になれたことが誇らしい」とコメントした。

2000年に殿堂入りし、殿堂の共同議長を務めるベス・ダニエルは「家族を大切にしながら獲得した4つのメジャータイトルが彼女(の功績)を際立たせている。ゴルフの歴史において、そうした女子選手は少ない。同じように家族を持ちながらキャリアを過ごしている選手は、ナンシー・ロペスやジュリ・インクスターがいるが、スージー・バーニングこそが最初だった」と話した。

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