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19歳・山口すず夏 米ツアー2年目は「勝ちたい」

神奈川県出身で地元の地区大会「神奈川レディースオープン」(17日)に出場した19歳の山口すず夏が、米ツアーを主戦場にしたプロ1年目を「アメリカに行って良かった」と振り返り、2020年の飛躍を誓った。

今季帯同した父・裕之さんと民泊サービスの「エアビーアンドビー」も利用しながら転戦し、シーズン中の帰国はわずか2度だけ。「食事は父が日本食を作ってくれるので、田舎街ばかりだけど生活面で困ることは何もなかったです」

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3月「キアクラシック」では米ツアーの先輩、畑岡奈紗の優勝をロープ外から見届ける一方で、自身は夏前からショットに不安を抱えた。「ショットが悪くて『乗せないと』、『寄せないと』と、思い過ぎてしまってミスをする。予選通過を目標にするとダメ。それより下になる」

今季19試合の出場で2月のデビュー戦「ISPS HANDA ヴィックオープン」が最高の22位。6月以降は12戦連続の予選落ちでシーズンを終え、賞金ランク150位でシードを逃した。「結果は悪かったけど」としながらも、「海外生活は楽しめたと思う」。人懐っこい性格からアジア圏の同世代選手を中心にともに夕食を訪れる関係も築けたという。

来季出場権を懸けた11月の最終予選会は父親にキャディを務めてもらい、「その状況を楽しんだ者勝ちだ」と言われて開き直った。カットラインがアンダーパーで、「やっぱりレベルが高いんだな」と実感。それでも、8日間の長丁場を16位で終え、2年連続で突破した。

日本の同学年の選手は今年11月にプロテストに合格したばかりで、来年がルーキーイヤーになる。「日本にいたらこの1年はプロ生活を送れなかった。次は勝ちたいし、賞金ランク20位以内に入りたい」を、改めて決意を口にした。(編集部・林洋平)

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