高山忠洋のスイングをスーパースローで見る
<えっ、あの選手がノーベル賞受賞者の兄弟子・・・!?>
ゴルフとノーベル賞。このほど、その意外な関係が明らかになった。発覚したのは先週の日本オープン。高山忠洋が目を剥いた。「えっ、本当ですか!?」。このほど、ノーベル医学・物理学賞を受賞した山中伸弥・京大教授。実は、高山の“弟弟子”だった。
プロコーチの山本幸路さん。高山が2010年から教えを乞う先生が、今年の8月から山中さんを指導していたのだ。しかし、高山はつゆとも知らず。「まったく別の方から、実はそうだったんだと教えてもらったくらいで」。驚いた高山は、早速その真偽のほどを確認してみたところ、山本さんはあっさりと「そうだよ」。何でも山本さんに「シャンクを直したいたら1万発、打つ必要があります」と、言われた山中さんは、次の日に連絡してきて「1万発打ちました」と、言ってきたそうである。
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地道な努力とたゆまぬ研究心が実を結んだ今回の受賞。山中教授のストイックな生き様を彷彿とさせるエピソードに高山も、うならずにはいられなかった。
「もちろん、お会いしたことはありません」と、残念そうに、こうして意外な関係が判明したからには、ぜひこの機会に山本コーチを介して面会を、と言いたいところだが、高山は苦笑いで首を振る。
「いやあ、それは節操がないでしょう。だって、今までは、同じコーチだってことさえ知らなかったんですよ。それを分かったとたんにお会いしたいだなんて。それはあまりにも、・・・ねえ?」と、笑った。
しかしやにわに親近感が湧くのは当然の話。「あやかりたいですね」。ロンドン五輪に続いて久しぶりに日本中が明るいニュースに沸く今こそ、そろそろ自身も1年ぶりのツアー6勝目で、兄弟子の存在感を示したいところだ。
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