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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの素顔<深堀圭一郎>

2005/09/26 09:00

ANAオープンで今季2勝目を挙げた夜。深堀圭一郎の招待で、仲間とささやかな祝杯をあげた。マネージャーの榎本真之さんや、契約メーカーのナイキのスタッフを深堀の自宅から歩いて3分の距離という馴染みのレストランに集めてさあ乾杯!と、そこまでは良かったのだが・・・。実は深堀はほとんど酒が飲めない下戸同然。

それでも、激戦を制したその夜はさすがに呑みたい気分で「あまり強くないのを」と、自ら選んだのがジン・トニック。だが、これが誤算だった。ジン・トニックは口当たりは甘く飲みやすいが、意外とアルコール度は高い。調子に乗って2杯、3杯と進めるうちにあっというまに意識を失い、気がついたらすっかり翌朝だったのだ。

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自分のベッドで目覚めた深堀は、慌てた。何しろ、前夜の記憶がまったくなかったのだ。「今日は俺のおごりだ!」と言っておきながら結局、支払いは誰がしてくれたのか?いつも支えてくれる仲間への感謝のスピーチは、ちゃんと出来たのか?それよりなにより、自分はどうやって家に帰ってきたのか・・・。すっかりパニックになってしまった。

すぐにスタッフのひとりに電話をすると笑って、「圭さん、大丈夫ですよ」との返事。感動的なスピーチでその場を締めたあと、きちんと支払いを済ませ、「送っていく」という周囲の申し出も、「だ~いじょうぶ、あるいてかえれるから~」と少々呂律の怪しい口調で振り切って、フラフラと千鳥足で夜道を去っていった、と前夜の様子を細かく教えてくれたのだった。

そして逆に聞き返された。「圭さん、財布ちゃんとありますか?!」。愛用のサングラスを店に忘れて帰っていただけに、ほかにも忘れ物や落し物はないか、と念を押されたのだ。言われて慌てて財布を捜索。いつものカバンにちゃんと入っていて、ホっと胸を撫で下ろしたのだそうだ。コースでは凛々しい姿を見せている深堀にも、そんな一面がある。コースでは凛々しい姿を見せている深堀にも、そんな一面がある。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<ANAオープン>

1日目、18番ホール(パー4)のグリーンサイドで競技委員要請があった。グリーンサイドでプレーヤーAの球を探しているとき、プレーヤーBがその球を踏んでしまい地面に食い込むほどにしてしまった。

競技委員の裁定は、その箇所で初めのライに戻す事ができないと判断して、初めのライから1クラブレングス以内のハザード以外の場所で初めのライに最も似ていて最も近いライに、罰なしにその球をプレースするよう伝えた。規則20-3b(i)

読者の皆さん、球を捜すときにその球のプレーヤーとそのキャディが動かすと1ペナルティでリプレースとなりますが、今回のように同伴競技者やそのキャディが動かしても無罰でリプレースです。もしライが変えられたら上記の処置となります。

<PGMシリーズ第5戦松島チャレンジ>

2日目、15番ホール(パー4)のセカンド地点で競技委員要請があった。左のラフで球探しをしていたプレーヤーAは4分経ったところで紛失球にしますと言ってティグラウンドに向かった直後にキャディさんがプレーヤーAの球を見つけました。

ここで同伴競技者から「紛失球にしますと言ったから見つかった球でプレーはできない」とクレームが出ました。立ち会った競技委員の裁定は、全く逆で「5分以内にはじめの球が見つかったときはその球をプレーしなければならない」との事でした。用語の定義31紛失球

読者の皆さん、よく見かけるケースですが、全てが5分という時間での事で、「紛失球にする」などを言ったとしても問題にはなりません、ご留意を!

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