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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの決意<矢野東>

2008/09/29 09:37

見よ、この柔らかさ!まるで体操選手のように、屈伸運動で上半身がほとんどペタンと地面につく。以前はこうはいかなかった。今夏、山坂元一トレーナーと契約を結んだ途端、この成果だ。

「朝起きた途端に体がスムーズに動く」。体調の良さを、実感するという。

以前は、ベンチプレスなど「パワー係」中心のトレーニングが主だった。確かに胸板は厚くなり、二の腕にはいくつも筋が出来て惚れ惚れするような肉体に生まれ変わった。先週のANAオープン。4打差のぶっちぎりということもあり、優勝した瞬間に作ったガッツポーズは控えめだったにもかかわらず、「見てよこの腕!」。思わず自慢したくなるような筋肉美を披露したものだ。

しかし7月。初のメジャーに挑んだ全英オープンの会場で、谷原秀人に帯同していた山坂さんにあっさりダメ出しされた。「東さん、そんな体じゃ全然ダメだ」。そう言われて愕然。

その理由をとうとうと説かれ、すぐに山坂さんに言われたとおりのトレーニングメニューをスタート。同時に、好きなたばこも酒もやめた。矢野のまわりには酒好きが多く、さぞ誘惑が多いだろうと思ったら、そうでもなかった。「逆にまわりが気をつかってくれるようになった」という。

たとえば一番の呑み仲間の平塚哲二。仲間を思いやり、いっさい酒を勧めなくなったし、そのうちたばこも遠慮して矢野の前では吸わなくなった。

そして「今ではきっと、結果を出した僕に平塚さんもプレッシャーを感じているはず」。自分が相乗効果になって、「ほかのみんなも酒やたばこをやめてもらって、良い方向にいけばいいのに」と、期待を寄せる。

「僕もこんなに早く結果が出せるなら、もっと早くやっておけば良かったという後悔もあるけれど。自分で実際に感じて身に染みなければ出来ないことだからね」。自分の欲望に打ち克つには、相当の覚悟と自覚が必要だと痛感している。

3年ぶりのツアー通算2勝目をあげた日はさすがに午前3時まで呑まされたというが、翌日から再びピタっと酒を断った。「僕はアル中だったわけじゃないし(笑)もう全然、欲しくない。それに、呑んじゃえばこれまでやってきたことが、台無しだから」。

以前はそれこそ毎晩、日が変わるまで飲み歩いていたこともあるというから、すっかり別人に生まれ変わったような徹底ぶりだ。

そんな矢野は今年、米ツアーの出場権をかけた予選会に挑戦する予定だ。ANAオープン終了時点の賞金ランキング10位までの希望者上位3人には、ファイナルQスクールの出場権が与えられるが、同2位のプラヤド・マークセンと、3位の谷原秀人、4位の星野英正がその意思をしめしていることから同5位の矢野はその条件からは弾かれるが、それを承知でその前のセカンドステージから挑戦すると早々に決めていた。

ただ、日本にいれば体のケアは山坂トレーナー、スイングなら内藤雄士コーチに頼り切っていたのが、海外ではすべて自己管理。「ただでさえ過酷な条件の中で、ひとりでやっていけるのか」。考え出すと、懸念材料は山盛りだが「それもとりあえず、予選会に通ってからの話」とそれらはひとまず保留で、端正な顔立ちに熱いものを秘め、でっかい夢に向かって邁進している。

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