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“シニア最強”の宮本勝昌を追う 藤田寛之「何が起こるかわからない」

◇国内シニアメジャー◇日本シニアオープンゴルフ選手権 3日目(16日)◇能登CC日本海・はまなすコース(石川)◇6993yd(パー72)◇晴れ(観衆973人)

ツアー参戦2年目の宮本勝昌がシニアメジャー初制覇をかけて残り18ホールに挑む。初日「66」で首位発進するも2日目は「73」とスコアを落として3位に順位を落とした。それでも3日目に「68」で回ってトップの座を奪還した。

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「ショット、パットともに昨日よりミスの幅が少なかった。全体的に落ち着いてプレーできた」と言うように、前半4番(パー3)でピン横4mにつけてバーディを奪取すると、6番(パー5)ではグリーン奥からのアプローチを1mに寄せてバーディ。8番もピンそば10cmにピタリと寄せてスコアを伸ばした。

2位の藤田寛之とは1打の差がある。「1点でもリードできればそれに越したことはないけど、回る順番が一番後ろになるだけ。みなさんいいスコアで回ってくるだろうし、僕もそれに負けないようにいいスコアで回るだけ」と気持ちを引き締めた。

来季の米シニアツアー(PGAツアーチャンピオンズ)出場権をかけた予選会(QT)に挑戦することも明言しており、最終ステージ(12月5日~/アリゾナ州TPCスコッツデール)からの出場を前に日本でビッグタイトルを手にしておきたい。

宮本とともに男子プロの芹澤信雄の教えを受けてきた54歳の藤田は「上にいるのが今“シニア最強”の宮本勝昌ですから」と同門の51歳の活躍に笑みを浮かべる。

5月「全米シニアプロ選手権」の同タイミングで米シニアメジャーのデビュー戦に臨み、藤田が37位で宮本は10位フィニッシュ。宮本はさらに、直近の国内シニア3試合でも優勝、4位、2位と好調をキープする。

藤田はこの日、6バーディ、1ボギーの「」67」でプレー。「ずっとショットがうまくいっていなくて、今日だけうまくいった。キャディと冗談で7ホールだけは真っすぐに飛ぶように…なんて言っていたら10番くらいまで真っすぐにいってくれて。練習しながら何が良かったのか見つけないといけない」と振り返った。

前年大会は4打差2位で終え、リベンジがかかる残り18ホール。「宮本のプレーを上回るしかないけど、でも勝負事。何が起こるかわからない」と気合を入れた。

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