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学級委員長・渋野日向子がメジャー&初優勝へ

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 3日目(11日)◇茨城GC東コース◇6560yd(パー72)

首位と1打差の2位から出た20歳の渋野日向子が6バーディ、ノーボギーの「66」をマーク。2016年大会第3ラウンドでレキシー・トンプソンがマークした、東コースのレコード「65」に迫るプレーでペ・ソンウ(韓国)と並び首位に立った。あす最終日は最終組から初優勝と同時にメジャータイトルに挑む。

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前半は「自分でもびっくりするぐらい入った」と2017年賞金女王・鈴木愛のストロークを参考にしているというパットが冴えわたった。1番(パー5)でピン奥5mからフックラインを沈めバーディ発進。4番でもピン左3mを沈めてバーディを奪い、首位のペ・ソンウ(韓国)をとらえた。

6番(パー3)ではピン右10mをジャストタッチで沈めて、3連続バーディとし、キャディとこぶしを合わせた。さらに9番(パー5)で3打目を50㎝につけバーディ、前半だけで5つ伸ばした。

6アンダーで迎えた最終18番(パー5)ではティショットをバンカーへ入れ、2打目を「チョロ」。3打目をバンカーに入れ、4打目でグリーンエッジに運んだ。「しびれました。さすがにボギーだと思った」という5mをチップインさせパーでしのぎ「イーグル並みでしたね」というこの日一番の大歓声を誘った。

この日も終始笑顔でプレーした。「めちゃめちゃ楽しんでプレーしました。英語がまったくダメなので日本語で突き通しました」と同組のぺやアマチュア吉田優利(日本ウェルネススポーツ大1年)と談笑しながらプレーした。「おしゃべりが好き」というが、中学時代は3年間学級委員長を務め「(逆に)静かにしなさい」と注意する立場だったという。

あす最終日の12日は「母の日」だ。「お母さんだけじゃなくて、お父さんや家族、私のことを応援してくれている人にもいいプレゼントになると思う」と狙うはビッグタイトル&初優勝だ。(茨城県つくばみらい市/柴田雄平)

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