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完全優勝を目論むペ・ソンウ「同じ気持ちでやれれば」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 3日目(11日)◇茨城GC東コース◇6560yd(パー72)

単独首位から出た韓国の25歳、ペ・ソンウが6バーディ、1ボギーの「67」をマーク。通算11アンダーとし、1打差の2位から出た渋野日向子に並ばれたものの首位をキープして最終日を迎える。

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前半1番(パー5)でピン左から1.5mを沈めてバーディを奪うとキャディとこぶしを合わせた。しかしそこからは我慢の展開。5番で2打目をラフに入れ、3打目のアプローチも寄せきれなかったが何とかパーセーブ。8番ではピン手前20mから3パットのボギーを喫し、スコアをイーブンに戻した。

「ハーフターンした時にもう少し集中しよう」と帯を締めなおし、折り返した10番で2mのバーディパットを沈めた。さらに3つ伸ばし迎えた最終18番(パー5)では残り238ydの2打目を「果敢に攻めた」と3Wで2オンに成功。危なげなく2パットでバーディフィニッシュした。

昨年の韓国女子ツアーで賞金ランキング2位に入った実力者は、昨年の国内ツアーの最終QT(予選会)で14位に入り今季前半戦の出場権を獲得した。メジャー制覇となれば、2016年に韓国ツアーで初優勝を挙げたとき以来の“完全優勝”(初日から首位を守って優勝)となる。「当時は夢中でプレーに集中していた。あすも同じ気持ちでやれればいいことがあるんじゃないかなと思う」と3年前の再現を目論む。

「ショットもいいしパターもいいので、自分が自信を持って、今晩よく寝られればいける」と笑顔でコースを後にした。(茨城県つくばみらい市/柴田雄平)

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