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イ・ボミは12位で決勝へ 昨季苦しんだショットの現在地

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(8日)◇琉球GC(沖縄県)◇6514yd(パー72)

15位からスタートしたイ・ボミ(韓国)が4バーディ、3ボギーの「71」でプレーし、通算1アンダーの12位タイに浮上した。後半3番では165ydからピンそばに絡め、4番ではチップインを決める連続バーディ。首位と7打差で、決勝ラウンド進出を決めた。

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昨季はショットの不振もあり、未勝利の賞金ランキング83位。2011年の日本ツアー参戦から初めて賞金シードを喪失した。16年の賞金女王による3年シードは、今季が最後。結果が求められる立場だが、「今は成績の話はしたくない感じ」と数字の目標は定めず、「スイングとマネジメントに集中していきたい」とシンプルな思考で開幕戦に臨んでいる。

予選2日間の平均フェアウェイキープ率は68%、パーオン率は58%。ショットはまだ調整を続けるが「ミスをしても理解できている感じ。きょうも私にとっては良いラウンドだったし、ショットのバランスを良くしてボギーを少なくしていきたい」と表情は明るい。

昨季は序盤からクラブの調整がなかなか進まずに試行錯誤が続いた。今季の開幕戦は契約する本間ゴルフの『TW747 V アイアン』を投入。「タイの合宿(1月)で打った瞬間から良かったので、すぐに決めました」とフィットし、「不安はありません」とクラブ調整も順調に進んでいるようだ。

「これまではスイングのことばかりでマネジメントができていなかったけど、今は両方できていると思う。(決勝ラウンドは)もっと緊張すると思うけど、自分のマネジメントに集中できるようにしたいです」。確かな復調を感じながら、週末の戦いに臨む。(沖縄県南城市/塚田達也)

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