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小林浩美会長が選手に説明 有村智恵「選手のため」と再確認/放映権問題

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長は3日、沖縄・那覇市内のホテルで約40人の女子プロ選手に30分間、今なお決着に至っていない放映権を巡る問題について説明を行った。

今季からLPGAと選手間の取りまとめ役となるプレーヤーズ委員長を務める有村智恵は説明を聞き、「全く別の方向を向いているわけではないし、芯の部分は自分たちの将来について考えてくれていることが再確認できた。選手のため、というのは伝わってきている」と振り返った。

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昨年12月の2019年大会スケジュール発表時には、LPGAが放映権の一括管理を求める主張が発端となり、有村の地元・熊本県開催の「KKT杯バンテリンレディス」など3大会の撤退が発表された。その後に有村は、「裏切られた」、「協会への不信感が強い」などと厳しい言葉を並べていた。

そんな有村だったが、「昨年は自分も興奮してしまって、批判的なことを言ってしまったが、改革を進めるにあたって、いろんな意見が出てしまうのは仕方ない。自分たちも改革を進めてくれることに関して感謝の気持ちがある」と、現状を冷静に見つめ直している。

これまで小林会長は、放映権の確保により財政基盤を強化し、選手の年金制度を確立していきたい考えも示してきた。

撤退した主催者のもとに70人を超えるプロから「お願い状」が提出されたこともあり、1月には一転して3大会の開催が発表された。「たくさんの方に迷惑をかけてしまったが、ありがたい気持ちでいっぱいです」と感謝の思いをにじませた。

直接、選手への説明を終えた小林会長は「(過去最多の)39試合という、こんなにありがたい環境はない。これが続くように頑張らないといけない」と話した。(沖縄県那覇市/玉木充)

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