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鈴木愛は2季連続の賞金女王ならず 夏場の離脱が痛手

◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(11日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

鈴木愛は2季連続での賞金女王を逃した。通算9アンダーの6位タイで終え、今季の賞金総額を1億3089万円余りとした。ただ、大会2位タイとした賞金ランキング1位のアン・ソンジュ(韓国)との差は約4348万円となり、逆転の可能性が消滅した。

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6月までに4勝を挙げてツアー史上最速の出場11試合目で賞金1億円を突破したが、夏場に右手首痛のため約2カ月、戦線を離脱した。9月の復帰後は優勝がなく「自分に期待し過ぎていた。復帰して予選落ちはしなかったけど、思うような成績を残せず悔しい」と話した。

アンや賞金ランク2位の申ジエ(韓国)より4試合出場は少なく、「仕方ないとも思う。今週は復帰して以降、ショットとパットの感覚が一番良くなった。残り2試合で優勝できるように頑張りたい」と前を向いた。

日本人では不動裕理以来(※不動は6季連続/2000~05年)になる2季連続の女王を逃したが、平均ストロークは『70.0282』とツアー史上初になる60台の可能性を残す。「本当にうまい選手が平均ストロークで1位になると思う。そこに向けても頑張って、結果的に60台になれば良い」とこだわりを見せた。(千葉県長南町/林洋平)

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