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ボギー、ダボで終戦 秋吉翔太は自滅に涙

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(11日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7,262 yd(パー70)

ツアー3勝目まで残り2ホールに迫った秋吉翔太は、後半17番(パー3)でボギー、続く18番(パー5)でダブルボギーを喫して首位から陥落。「また自滅して負けたのが本当に悔しい…」と、あふれる涙をタオルで抑えたまま、しばらく言葉を失った。

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16番を終えて通算9アンダーの首位にいた。だが、17番は手前ラフからのアプローチを3mオーバーしてボギー。2組前で回る額賀辰徳が18番でバーディを奪い、1打差2位に後退した。だが、18番は2オンも狙えるホール。イーグルなら再逆転、バーディでもプレーオフに持ち込めた。

勝負の18番。「ずっとフェアウェイに行っていたので、大丈夫だろうという思いで打った」という1Wショットは、右に出て、林の中の白杭をわずかに越えてOBとなった。打ち直しの3打目も右の林へ。結局、5オン2パットのダブルボギーとして、呆然とした表情で最終グリーンをあとにした。

4月の「中日クラウンズ」では、2打差の単独首位で出た最終日に「74」を叩いて4位に沈んだ。「同じ失敗をしたくない」という思いで挑んだ最終日だが、その目標は無残にも砕け散った。

「緊張はなかったけど、ちょっと力んだのもあるかもしれない。OBでなにも太刀打ちできないことになってしまった」と、震える声で振り返った。(静岡県御殿場市/今岡涼太)

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2018年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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