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「強くなると信じている」勝みなみは10試合ぶりの60台

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(26日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

勝みなみが6バーディ、3ボギーの「69」でプレー。3アンダー4位タイでスタートを切った。「ショートで3つボギーがあったんですけど、それ以外は完ぺきなゴルフ」と内容を評価した。「ドライバーがまっすぐ行って距離も出ていたので、セカンドを8Iとか9Iで打てた」とパーオン率を高く保てたことがスコアにつながったと分析する。

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アウトスタートの1番(パー5)で2打目をグリーン手前のバンカーに入れるも、20ydを奥1.5mにつけてバーディを先行させた。8番(パー3)ではティショットがバンカーに入り目玉になる不運もあり「ダボを覚悟した」というが、ボギーで切り抜けた。後半13番で残り91ydを54度で10cmにつけると、14番では9Iで3mにつけ連続バーディ。さらに17番で3m、18番(パー5)で4mのバーディパットを沈め、2日目につなげた。

今季は3月「アクサレディス」で3位、5月「リゾートトラスト レディス」と6月「ヨネックスレディス」で2位に入るなど、前半戦での活躍が目立った。それでも直近10試合中、7試合で予選落ちを喫するなど、夏場以降は本調子から程遠く、9月「マンシングウェアレディース東海クラシック」2日目には腰痛で初めての棄権を選択し悔し涙を流した。

8月「NEC軽井沢72」以来10試合ぶりの60台でのラウンドとなったが、「今でも苦しいです。まだ初日も終わったばかりですし、明日どうなるかわからない。ずっとそういうのが続いているから」と不安を口にする。

それでも「こういう時期はいつか来る。絶対に通らないといけない道。1年目からいろんな経験をして強くなると信じている」と、現状を客観的に見つめる。復調のきっかけをつかむべく、20歳の試行錯誤が続く。(埼玉県飯能市/柴田雄平)

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2018年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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