18番でバーディパットを沈めて、こぶしを握る三ヶ島かな

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日（26日）◇武蔵丘GC（埼玉）◇6585yd（パー72）

初優勝を目指す三ヶ島かなが6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。5アンダーで、8月「ニトリレディス」以来、今季2度目となる単独首位発進を決めた。

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前半1番（パー5）で、2mにつけてバーディを先行。6番で3mのスライスラインを沈めると、7番ではオーケーバーディで2連続。9番（パー5）でも2mのバーディパットを決めて、4アンダーで折り返した。「けっこう流れがよく、入ってくれた」と後半10番で7m、最終18番（パー5）で5mのバーディパットを沈めこぶしを握った。

昨年大会では2日目に「77」をたたき通算8オーバーで予選落ちしたが「好きなコース」といい、その理由として、速いグリーンを挙げた。重いグリーンのほうが苦手だといい、「練習ラウンドを回ってタッチが合った。向いてるなーと思った」と高速グリーンとの好相性を強調する。

今季は27試合に出場し、最高位は「ニトリレディス」と、2週前の「富士通レディース」の3位タイ。賞金ランクは46位（約2249万円）につける。来季出場権をかけた賞金シード（賞金ランク50位以内）獲得が目標だ。「早くシードを決めて落ち着きたい」と上位フィニッシュを目指す。（埼玉県飯能市／柴田雄平）