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米ツアー撤退から1年 元世界ランク5位ジャン・ハナの家族の話

2018/09/09 18:16


◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(9日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会が今大会に設ける“アジア枠”(LPGAが特に認めたアジア地域の女子プロゴルファー)で出場したジャン・ハナ(韓国)は、通算2オーバーの26位タイで4日間を終えた。4月に韓国ツアーの協会主催メジャーで優勝し、日韓の「女子プロ選手権」制覇は逃したが、笑顔を振りまいて2シーズンぶりの日本ツアーを終えた。

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ホールアウトするや否や、ジャンはポケットやキャディバッグの中にあったボールにサインを入れ、雨でも応援してくれたギャラリーに配った。「最近は韓国でも調子が良くなかった。でも、この雨の中でまずまずのプレーができたので、自信をつけて帰ることができます」と湿った体に充実感を持たせた。

日本での試合は2016年11月、米ツアーを兼ねた「TOTOジャパンクラシック」(2位)以来だった。昨年2月「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」で米ツアー通算4勝目をマークし、世界ランキングは5位まで浮上。ところが同年6月に突如、母国に主戦場を戻した。

当時、撤退理由を「家族のため」としていた詳細は、最愛の母・ヨンソクさんにある。「米国から帰る時にはうつ病だった。今は腰痛で歩くこともできないくらいなんです」と明かした。父・ホソンさんとの米国での旅を続けていても、母国にいる母のことがいつも心配だった。

「家族は私にとって一番大事。ゴルフよりも大切なもの。優勝しても、世界で一番になったとしても、家族が元気でなければ意味がない。米国で優勝しても何かが足りない気がした。それが韓国に帰る理由のひとつだったと思う」。親が全力で子どもをサポートするのが韓国文化なら、その逆もまた然り。そしてまた、帰ってきた娘のキャリアをサポートするため、ジャン家は出身のソウル特別市から、ゴルフ環境に優れた京畿道に引っ越したそうだ。

スポーツ万能な両親の影響で、小さい頃から体を動かすのが大好き。「スキーの選手になろうと思っていたけれど、ケガをしたからゴルフにした。最近は乗馬もやっているの」。実は今回一緒に来日した父は、30年前にもスキーを楽しむため富山を訪れたことがあった。

米ツアーにいた頃から、ジャンは日本人を見つけると「オツカレサマデス」と片言の日本語会話にも挑戦してきた。「高校時代にちょっと勉強しました。日本のアニメ…『となりのトトロ』も見たりして」という。「ハナは日本語でフラワー(花)。だから日本に来ると、名前を呼ばれるのがうれしい。まずは韓国で賞金女王を取るのが目標だけど、日本は近いし、また試合に出たいな」。キャリアの選択は間違っていなかった。いまはそう自信を持って言える。(富山県射水市/桂川洋一)

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