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気は早いですが…申ジエの日本初“4冠”への道

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目(8日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)

申ジエ(韓国)が2週連続優勝、国内メジャー2連勝に王手をかけた。11アンダー単独首位から5バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」で回り、通算12アンダー。後続との差は5打から3打に縮まったが、公式戦3つ目のタイトルは目の前にある。

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気が早いのは百も承知だ。けれど、多くの人が「ジエは盤石」と言うほどいまの申は強い。12番から2ホール続けて12m以上のバーディパットを流し込み、一時は通算14アンダーにスコアを伸ばした。14番でダブルボギーを呼び込む1WショットのOBがあったが、「雨が降っていたので距離が出ず、ボールが前に行かなかっただけ」とニコニコして受け流した。

最終日の優勝は前人未到の記録への挑戦権になる。日本女子プロゴルフ協会が現在、公式戦(メジャー)に認定しているのは4大会。1968年に「日本女子プロ選手権」と「日本女子オープン」が始まり、現在の「LPGAツアー選手権リコーカップ」が80年に準公式戦から“昇格”した。さらに2008年に「ワールドレディス選手権 サロンパスカップ」が加わった。

樋口久子が通算17勝で公式戦最多優勝回数を誇るが、時代背景も影響してタイトルの種類で言うと「女子プロ」と「女子オープン」の“2冠”にとどまっている。3冠達成者は、大迫たつ子をはじめ9人いるが、4冠はいない。申は2015年に「LPGAツアー選手権」で公式戦初優勝を遂げ、今年5月に「ワールドレディス」で2勝目を飾った。あす逃げ切れば、3週後の「女子オープン」(千葉CC野田コース)で、金字塔にチャレンジできる。

「それはまだ分からないです。あした話すのがいいでしょう」。確かに、そうなんですけどね…。(富山県射水市/桂川洋一)

【公式戦3冠達成選手と優勝大会の内訳】
※ワ(ワールドレディス)、選(女子プロ選手権)、オ(女子オープン)、リ(リコーカップ)
大迫たつ子/選(4勝)、オ(2勝)、リ(2勝)
森口祐子/選、オ(2勝)、リ(3勝)
ト阿玉/選、オ(3勝)、リ(2勝)
不動裕理/選(2勝)、オ、リ(2勝)
肥後かおり/選、オ、リ(2勝)
テレサ・ルー/選、オ、リ(2勝)
塩谷育代/選、オ、リ
福嶋晃子/ワ、選、リ
諸見里しのぶ/ワ、選、オ

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2018年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯



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