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「アイアンは米ツアーでも通用する」全英帰りの比嘉真美子は大会連覇へ

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報(9日)◇軽井沢72ゴルフ北コース (長野県)◇6655yd(パー72)

前週の海外メジャー「全英リコー女子オープン」(ロイヤルリザム&セントアンズGC)で4位に終わった比嘉真美子はプロアマ戦で最終調整した。7日(火)に帰国し、8日にコース入り。「結構、時差ボケがすごくて、昼間がすごく眠い。フワッとしている」と体調面での苦労を明かした。

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1977年の樋口久子以来となる、史上2人目の日本人女子メジャー制覇は逃したものの、手応えは大きい。「自分の持ち味と思っているアイアンショットがかみあってくれた。自信をもって打てれば、米ツアーでも武器になるんじゃないかと思いました。いかに自分の良さを出して、マネジメントをしていくのかが大事」。身長161cmと海外勢に体格では劣るものの、自らの長所を再確認した。

昨年大会はキム・ハヌル(韓国)とのプレーオフを制して、4年ぶりの復活優勝を手にした。自身初となる大会連覇に挑むが「洋芝なのでフェアウェイキープが大事になる。ラフに入ると絡まって、距離感を出せないので。まずはティショットをフェアウェイに置くことが一番のポイント」と説明した。

帰国後、東京を巡業していた婚約者の大相撲・勢とは「一瞬だけ会いました。でも疲れすぎていて、何を話したかあまり覚えていません」と苦笑い。4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で今季初勝利をあげて、賞金ランクも4位につける。「今季は(日本の)メジャー含む3勝を目標にやってきた。残りの2勝をこれから頑張っていきたい」と全英での成長を結果につなげる。(長野県軽井沢町/玉木充)

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