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猛暑続きで完走も一苦労 対策を講じる女子プロたち

◇国内女子◇サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6588yd(パー72)

日本列島は太平洋高気圧に覆われる日が続き、各地で35度以上の猛暑日を記録。気象庁によれば、厳しい暑さは7月下旬まで続くとみられ、引き続き熱中症への警戒を呼び掛けている。

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15日に閉幕した茨城県開催の女子ゴルフツアーでも、暑さが猛威を振るった。会場がある阿見町の正午の気温は、連日32度ほどに達した。全体的にホール幅が広いイーグルポイントGCはロープ内に日陰になる場所が少なく、体感気温はさらに高く感じられただろう。先週、北海道の函館市近郊で行われた「ニッポンハムレディス」は13度ほどだったこともあり、激しい気温差も選手を苦しめた。

今大会では、期間中に3人の選手が体調不良により途中棄権した。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)によれば、うち2人は医務室で手当てを受け、熱中症と診断された。もう1人についても、同じく熱中症のような様子だったと協会関係者はいう。18ホールを無事に完走しても、冷房の入ったクラブハウスに引き上げると、ぐったりと座り込む選手も少なくなかった。

そんな暑さとの戦いを乗り切ろうと、それぞれ対策を講じている選手も多いようだ。お手軽な日傘は、もちろん手放せない必須アイテム。最終日最終組に入った小祝さくら(4位)は、そのほかに氷嚢(ひょうのう)や携帯用の小さな扇風機を使って暑さをしのいだ。正午の気温が32.9度と最も高かった最終日を終えて、「ボーっとなるときもあったけど、風があるだけでだいぶ違う」と話した。

諸見里しのぶは、1日中体を冷やしすぎると良くないとして、「むしろ夜は温かいものを食べるようにしていた」という。ラウンド中は氷嚢で体を冷やし、梅干し味のアメで塩分を摂取し続けた。

LPGAはホームページ上で熱中症への注意を呼び掛けたが、数人の大会運営スタッフやギャラリーが体調不良を訴えて医務室に行った。今週20日(金)に滋賀県大津市で開幕する「センチュリー21レディス」も猛暑が続く予報。今後も熱中症を警戒する試合が続きそうなだけに、観戦の際は細心の注意が必要だ。(編集部・林洋平)

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