首位にペ・ヒギョン 畑岡奈紗、アン・シネが2差3位発進
2017年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント
期間:10/27〜10/29 場所:武蔵丘GC(埼玉)
2勝目へバトンタッチ 青木瀬令奈が狙い通りのトップ10発進
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(27日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6580yd(パー72)
24歳の青木瀬令奈がエースキャディ不在の初日を乗り切り、2日目以降に弾みをつけた。3アンダー6位につけ首位と3打差。後半の11番で30ydからチップインパーを拾うなどピンチで粘ってボギーなし。「流れ良くできた」と笑顔で振り返った。
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コーチでキャディの大西翔太さんがPGAのティーチング資格取得のため初日は不在。代打で他の人とタッグを組んだが「正直言うと大西さんはコーチとしては150点だけど、キャディとしては3点なので。普段から歩測もクラブも自分で決める。だってボールを拭くタオルを持っていないとか平気であるし」とおどける余裕で不安を感じさせなかった。
粘り強さが際立った。前半5番では4mのパーパットをねじ込んだ。3週前の「スタンレーレディス」から親交の深い成田美寿々や成田のパッティングコーチ・南秀樹さんから勧められて「人生初」と言うセンターシャフトのパターに変更。「思い切ってかえたけど、けっこうしっくりきている」と手応えを感じた。
資格試験を終えた大西キャディと2日目から再びタッグを組む。今季「ヨネックスレディース」で初優勝を決めた相棒からは「今週は初日トップ10にいてくれ」と言われていた。通算2勝目に狙い通りのスタートを切った青木は「雨の予報も出ているのでフェウェイキープが大事になる。ドライバーが安定しているので、しっかりやりたい」と引き締めた。(埼玉県飯能市/林洋平)
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