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「メリハリのあるゴルフ」で永峰咲希が首位浮上

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(23日)◇利府GC (宮城)◇6551yd(パー72)

今シーズン5人目の初ヒロイン誕生なるか。22歳のプロ4年目でツアー初優勝を狙う永峰咲希が6バーディ、2ボギーの「68」でプレーして、通算6アンダー首位タイで最終日を迎える。

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1番を3パットボギーとしたものの、前半をイーブンパーで折り返した。後半11番(パー3)ではティショットを1mにつけてバーディ。続く12番で残り149yd、右ラフからの第2打を7Iでピンそば50cmにからめるショットで連取。8mを流し込んだ14番(パー5)、15番(パー3)では7mを沈めて猛チャージした。

「ティショットが安定せず、ラフから打つことが多かった」と、この日のフェアウェイキープ率は28.57%と低迷。それでも「(ピンチも)“お先”の2パットで乗り切って、チャンスで拾ってメリハリのあるゴルフができた」と振り返った。

今季は27試合に出場して予選落ちは6回、賞金ランクは52位。もともと「ネガティブになる癖がある」ことから、不調を嘆いて自信を喪失していた。だが先週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」では今季2度目のトップ10入りを果たし、調子も上向きつつある。課題をクリアして積みあげてきた自信がこの日のラウンドにも現れた。

「パッティングも良い。ティショットがフェアウェイに行けばチャンスもある。その先には優勝のチャンスもある」。永峰はいつだって、背筋をピンと正して、肩で風を切って歩く―視線の先には、初優勝しかない。(宮城県利府町/糸井順子)

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