プロ2戦目の吉本ひかるはプロ初Vを挙げた勝みなみに刺激を受けた

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 3日目（26日）◇小樽CC （北海道）◇6548yd（パー72）

厳しい表情で最終18番を後にした。7月のプロテストで一発合格を果たし、プロ2戦目を迎えた吉本ひかるが4バーディ、4ボギーの「72」。通算イーブンパーの27位で3日目を終えた。

＜＜　下に続く　＞＞

前半3番、4番（パー5）でバーディを奪うなど順調にスコアを伸ばしていたが、「後半になって1Wがフェアウェイにいかなくなった。風が強かった」と、石狩湾から吹き付ける風の影響でスコアメークに苦しんだ。18番では残り165ydの2打目を奥のラフに入れ、2mのパーパットを外す後味悪いフィニッシュに肩を落とした。

大会2日目には、89期生の勝みなみが国内女子下部ツアー「山陰合同銀行 Duoカードレディース」でプロテスト合格後、初めての優勝を決めた。「おめでとう」とお祝いのラインを送ると、勝からは「いっぱい稼いでね」と返信のエールが飛んできたという。

「自分も頑張らないと。あしたはボギーを打たず、しっかりアンダーパーでまわりたい。粘れるゴルフをしたい」と吉本。同期の活躍に刺激をもらい、プロ初戦で7位だった7月の「北海道meijiカップ」以上の成績を残したい。（北海道小樽市 ／玉木充）