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グリーン上に見えた伏線 韓国勢対決は李知姫に軍配

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇利府GC(宮城県)◇6551yd(パー72)

通算12アンダーで並んだ李知姫申ジエによる韓国勢同士のプレーオフ対決は、李に軍配が上がった。この日、23パット(「68」)だった李に対し、申は34パット(「71」)。プレーオフ3ホール目で2mのバーディパットを外した申と、1.5mを決めた李の勝負の行方は、正規のラウンド中から伏線があった。

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「今日は知姫さんのパットが本当に全部入っていた。だから、最後も当たり前に入ると思った」と申。「途中、何度もピンチを乗り越えていくのを見て、優勝する選手はこういうプレーをするんだと思った」と脱帽した。

李も決して順風満帆だったわけではない。2打リードして首位に立った直後の15番(パー3)は、ティショットを池に入れてダボとした。「かなりショックだったけど、残り3ホールあるから、チャンスはあると思った」と前を向いた。

16番はアプローチがピン2mまでしか寄らなかったが、きっちりカップに沈めてパーセーブ。72ホール目の最終18番は、首位に並んでいた申が先に3mのバーディパットを沈めると、李も2.5mを入れ返した。

「なんで、こんなに入ったのか、私も知りたいくらい。スタート前からよい感じだったけど、分からないですね(笑)」

前週は母国へ戻って“韓国のお盆”を久しぶりに家族と過ごした。「おばあちゃんの法事で親戚もいっぱい集まってみんなに会えた。それにお母さんがすごく喜んでくれて、リラックスできたし、練習もできて良かった」。そんなことも、この日の目の覚めるようなプレーの遠因に思えてしまう。

今大会の優勝で生涯獲得賞金は不動裕理横峯さくらに次ぐ史上3人目、かつ海外勢初の10億円を突破した。「初日に聞くまでまったく知らなかったけど、聞いてすごくやる気が出た。日本の環境が良くて、良い選手になれたと思うので、(日本女子プロゴルフ)協会やシステムなどいろんなものに感謝したい」と、2000年から日本ツアーに参戦する大ベテランは、深々と頭を下げた。(宮城県利府町/今岡涼太)

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