前週にツアー2勝目を挙げ、地元に凱旋した鈴木愛

髪色をやや明るくして、地元凱旋だ。前週、愛知県で行われた「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」でツアー2勝目を飾った徳島県出身の鈴木愛が、27日に開幕する「リゾートトラストレディス」（徳島県・グランディ鳴門ゴルフクラブ36）に出場する。

「いろんな意味で期待されている。初めての地元の大会なので楽しみながら3日間プレーしたい」。鈴木は自宅（現在は香川県）に戻って「中京－」2日目、最終日の映像をしっかりとチェックしたという。

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2014年9月の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」での初優勝から、2勝目までは1年半以上を要した。だが「選手権のときよりも落ち着いて出来ていたし、成長した部分も収穫もあった」と、その時間は決して無駄ではなかったと改めて感じた。特に大きな成長を感じたのは『平常心』。プレッシャーを感じる場面で平常心を保てたからこそ「自分らしいプレー」を貫けたという。

地元でありながら、試合会場は初めてプレーするコース。この日は予想外の強風に見舞われた。「風対策はないけど、フェアウェイキープできれば」と、好調さが自信を後押しする。

今週は、妹の花奈さんがプロテストの2次予選を受験中。「去年より（合格の）可能性は高いと思うけど。きょう、あしたとアンダーで回ってくれればうれしい」と、自身の2週連続優勝よりも、気がかりは妹のことだったりする？（徳島県鳴門市／糸井順子）