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有村智恵“改造”の道はまだ半ば クラブも大幅チェンジ

国内女子ツアーの2016年シーズン初戦「ダイキンオーキッドレディス」は3日、沖縄県の琉球GCで開幕する。13年から米国でプレーする有村智恵は、今年で2年連続6回目の出場。2週間前の米下部ツアー開幕戦は腰痛のため急きょ欠場したが、練習日の1日には9ホールのラウンドをこなし「この2週間も練習できていたし、もう大丈夫です」と全快をアピールした。

今季の主戦場の米下部ツアーでは、同ツアーの年間賞金ランクトップ10に入るか、年間3勝を挙げることが、翌年のレギュラーツアーへ復帰するための条件だ。「そこはもちろん目指しつつ、来年のLPGA(レギュラーツアー)で結果を残せるレベルまで、1年間かけて到達していくことも今年のテーマ」。有村によると、下部からレギュラーに昇格した選手の約8割が、翌年には再び下部に戻る傾向にあるという。

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昨年6月からは、ルーク・ドナルド(イングランド)を指導していたパット・ゴス氏に師事。「このオフには、アドレス、スイングの軌道からトレーニングまで全てを変えた」と、変革を試みている。

スイングの改造に合わせて、今年はクラブも1Wからアイアンまで大幅にチェンジした。今もスイング修正は道半ばだが、新コーチへの信頼は揺らいでいない。「自分自身も納得した上で教わるようになったし、実際にやってみて(効果を)すごく実感している。目標はLPGAのツアーで勝つこと。そこに至るまで、いろいろやらないといけない」。沖縄の地で、待ち受ける厳しい戦いを見据えた。(沖縄県南城市/塚田達也)

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2016年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント



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