上田ジャパンは4戦全勝でスタート 2位に韓国
2015年 THE QUEENS presented by KOWA
期間:12/04〜12/06 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
1組目の大任を果たす!渡邉彩香・菊地絵理香ペアが圧勝
日本ツアーの4戦全勝は、1組目の圧勝劇から始まった。フォアボール形式(2人がそれぞれのボールを使用して良い方のスコアを採用)のダブルスマッチプレーで行われた女子の世界4ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」初日。1組目でスタートした渡邉彩香と菊地絵理香が、ローラ・デービースとメリッサ・リードの欧州ペアに1度もダウンを許さず6&4で完勝。上田桃子キャプテンから「後ろの組を勇気づける結果を出してほしい」と託された1組目の大任を、これ以上ない形で果たした。
最初の1番から主導権を握った。渡邉がフェアウェイから115ydの2打目をピン右奥2mにつけ、菊地が「出だしは緊張していたけれど、彩香が1番で獲ってくれて大きかった」というバーディ先行。その後は相手ペアが同一ホールでボギーを叩く自滅もあり、後半12番を終わって5アップ。早くもドーミーホールとなった14番で渡邉がバーディとし、4ホールを残して早々と決着をつけた。
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渡邉が「絵理香さんが確実なプレーをしてくれて、心強かった」と言えば、菊地も「ミスもあったけど、お互いに上手くカバーできた」と互いにパートナーを絶賛。プレー内容だけではない。2人の性格についても、ストレスなくダブルスを組める相性の良さがあるという。
菊地は言う。「お互いにやる気はあるけど、ガッツが表に出ないタイプ。一緒にプレーしていて、やりやすさがある」。渡邉も「絵理香さんのテンションはプレーがしやすい」と口をそろえる。あす2日目のフォアサム(1つのボールを交互に打つ)も、2人は再びペアを組み5組目(日本の3組目)で回る。プレースタイルは異なるが、闘志を内に秘める似た者同士。クールに連勝を目指す。(愛知県みよし市/塚田達也)